「空中ブランコ」

「空中ブランコ」読み終わりました

やっぱり、本を読み始めると、止まりません
昨日は、いろいろなことが、後回し...もしくは、抹殺（なかったことに）されていきました

「空中ブランコ」、面白かったです。

「イン・ザ・プール」のお話より、温かみが増したように思いました。
内容が深まって、より相談にくる人たちの人間味も増して、共感できる部分を感じてしまうようになりました。

伊良部医師は、相変わらずなんですけどね
でも、キャラクターがしっかりたって、（私が理解して）はちゃめちゃぶりを楽しめるようになりました。

悩んで、伊良部医師の診察を受けに来る人たちは、まじめで、頑張っていて、ストレスをかかえてしまう人が多いです。
頑張り続けないと、転落してしまう...そんな人たちです。
今まで、努力して今の地位や名声を手に入れた人たちです。

なんか、今、こういう人たちが多いんだろうな～。
というか、普通の人は、みんなこういう風に悩んでいるんじゃないかな～と思えます。
自分だって、ちょっとだけ...わかるな～と思うところもあります。

そんな患者たちが、伊良部医師のストレスをためない？行動と生き方を目の当たりにして、ちょっと心穏やかになっていくお話です。

最後のお話の中には、出版業界、マスコミ、映画界への今の商業主義に対する不満も多々込められていて？考えさせられました。

いいものより、売れるもの！
日本映画の現実→アニメやＴＶの焼き直し、人気タレント、大宣伝...

作者の皮肉が聞こえてきそうな...私もちょっと共感したり

この本を弟に借りる時、弟は、「面白いよ。おすすめ」と言ってくれたのですが、
２冊読んでみて、「その通り」と思いました。

１話づつが短めなので、軽く読めます。
ちょっとしたあいた時間に読むには、とてもいいと思います

竹財くんも読んだみたいですし
お勧めです

私も、あと１冊「町長選挙」読みたいと思います

昨日のお天気、すごかったんですが。
朝は暴風雨

でも、夕方は、素晴らしい空の色でした



ピンクの空綺麗でした。

「探偵Ｘからの招待状」携帯の小説、読んでいます。
写真つきなんですよ。
でも、竹財くんらしき人は？？？あまり絡んできていません。
まだ、謎が多いです。
というか、そもそも、近未来で...記憶を映像化できる装置があって、それを使って取り調べをする...でも記憶を消す装置も出来ていて...という設定が、入っていけてません
謎解き以前のところでつまずいてます～～～