花時
実ができています
チヂミザサ(イネ科・9月22日~10月4日撮影)
葉がササの類に似ていて波打つように縮んでいるのでチヂミザサ。同じイネ科ですがササ属でなく、チヂミザサ属です。
花穂軸から短い枝を出していくつかの花穂をつけます。1つの花に3つの頴があり、頴の先に芒がのびていて、これが紫色を帯びて陽に輝くので意外に目につきます。白い羽毛のように見えるのは花柱。
芒は粘液を出して通りがかりのものにくっつきます。ヌスビトハギほど目立ちませんが、くっつき虫というやつですね。細かい花を撮っているうちにズボンはチヂミザサの種だらけです。
風の王国第1巻公開中・HPへどうぞ