コムラサキ(=コシキブ・クマツヅラ科)
この秋の流行色は紫。散歩の途中、きれいに実をつけた“ムラサキシキブ”を見つけたのでシャッターを切りました。そういえば今年は源氏物語千年紀でもあります。
でもまてよ、ムラサキシキブって、もっとまばらな実の付き方で地味な印象じゃなかったっけ?
と調べてみたら同じクマツヅラ科のコムラサキのようです。見分け方はこちらをどうぞ。
http://park23.wakwak.com/~koda2/natsu7b/natsu7-37.html
ムラサキシキブはもっと大きな木になって人の背の高さくらいのところで実をつけるとか。
この木が生えていたのは空き地ですが、誰かが植えて手入れしているような感じです。と言っても、もともと福島県から台湾、中国にかけて自生しているもので、園芸品種というわけではないんですね。
いずれにしても珍しい紫の実が印象的で美しい。名前がまた素敵です。別名の小式部は和泉式部の娘、小式部内侍にちなんだようです。
でもなんといっても紫式部さんの方が断然知名度が高いわけで。そういうところからこのコムラサキ=コシキブも、“ムラサキシキブですよ”と言って売られたりする。そして私が混乱する(笑)
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