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草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

イヌサフラン

2010-10-21 11:39:54 | 野の花・秋





 イヌサフラン(ユリ科・10月20日撮影)

春に庭の隅に出てきて、何の花も咲かずに消えた万年青の葉を細くしたような葉っぱ。

秋になって花だけが出てきて名前が分かりました。

イヌサフラン。園芸種はコルチカム。“サフラン”はアヤメ科ですがイヌサフランはユリ科。
そういえば葉が全然違いますね。
雄しべもサフランは3個ですがイヌサフランは6個です。

コルヒチンという毒があり、葉っぱをギョウジャニンニクと間違えて食べて死亡する例があるとか。
球根を犬が食べて死んだこともあるとウィキに出てました。
うちの犬にもよ~く言っとかなくちゃ。







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色づきかけるアオツヅラフジの実

2010-10-15 12:59:44 | 野の花・秋

 アオツヅラフジ(ツヅラフジ科・10月15日撮影)

色づきかけたアオツヅラフジの実です。完熟するとほとんど黒に近い色になってしまいますが、今の時期には薄緑から明るいブルーまで、変化があって美しい。思わずアップで何枚も撮っちゃいます(^^♪)




 こうなってしまうと愛想がない。





 この半透明な感じがたまりませんわ(*^。^*)






 たまりません(*^。^*)

           ドキドキ





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ツルドクダミ

2010-10-14 12:15:16 | 野の花・秋





 ツルドクダミ(タデ科・10月11日撮影)

ほぼお留守のお宅の庭に咲き誇るツルドクダミ。

葉の形がドクダミそっくりでツルになっているのでツルドクダミ。
ドクダミはドクダミ科ですが、ツルドクダミは調べてみたらタデ科でした。

普段気付きもしませんが、この季節だけはオフホワイトの霞がかかったようで見ごたえがあります。
でもこれ以上はびこると駆除するのは厄介かも

 









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ヤブラン

2010-09-23 22:48:47 | 野の花・秋





 ヤブラン(ユリ科・9月9日撮影)

 実家のあたりではヤブランを見かけることがなかったので、今の家の庭でこの花を見たときは植えてあるものかと思いました。
よく見ればあちらでもこちらでも林の陰に自生しています。我が家の庭にも鳥が運んできたのかもしれません。日陰の花なので写真にしてみると陰気な感じに写ってしまい、山ほどの写真を捨てました(笑)







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庭のサネカズラ

2009-11-30 13:54:44 | 野の花・秋



 サネカズラ(=ビナンカズラ・モクレン科・11月30日撮影)

 寒くなるにつれ、庭のあちこちにサネカズラの赤い実が目立ってきました。去年庭に実をばらまいておいたのが生えたのか、もともとあったのに今年初めて気がついたのか(笑)。去年は庭に見当たらず、だから植えた(?)のですが、木本なのにこんなに成長が早いのかな、と、その点ちょっと自信がありません。



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ミチヤナギ

2009-10-09 23:00:16 | 野の花・秋





 ミチヤナギ(タデ科・9月29日撮影)

 柳の葉に似ていて道端に生えるのでミチヤナギ。庭に生えるのでニワヤナギとも言ったようです。
 踏まれることに非常に強いようで、下の写真のような駐車場の、他の草が全く生えないところにも生えています。踏まれ踏まれてみじめな気がするので、ふだん写真に撮る気になれません。が、花の時期になると立ち上がり、かぶさったクズの葉の間からも茎を伸ばして花を咲かせていました。白い花弁に見えるのはがく。つぼみのときに外側が赤みを帯びるものは愛らしい。白いだけの地味なものもあります。








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ヤノネグサ(シロバナ)

2009-10-06 12:42:11 | 野の花・秋



 ヤノネグサ(タデ科・2009年10月4日撮影)

 下の記事を書いたのが2009年の10月6日。その後2010年12月15日にコメント欄で回答をいただいていたのに2011年10月23日まで気がつかず放置。・・・という気の長い経緯で名前が判明しました。

 教えていただいたとおりタデ科のヤノネグサですね。

 牧野図鑑をもう一度見直したらヤノネグサの説明に“時には白色(シロバナヤノネグサ)”と書いてありました。

 動物が運んできたのではとの指摘もナルホド!で、猫か狸の仕業かもしれません。

 今年も同じ場所に咲き始めて気になっていたんですがこれですっきりしました。

 教えていただいてありがとうございました。




 今まで見たことのない白いタデが、今年突然裏庭に咲き出しました。明らかにタデ科だし、真っ白な花だし、楽勝だと思ったのですが、これがいくら調べても分かりません。お手上げです。誰かご存じないですか?

 茎は滑らかですが、葉柄に非常に微細な逆トゲが列になってついていて、茎まで続いています。葉の基部はほこ形や心臓形にはなっていません。

 楚々とした風情ですが、新しい外来種でしょうか?在来種だとしても、あまり人の出入りのない裏庭に、どこからどうやって来たんでしょう?













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チヂミザサ

2009-10-05 13:04:24 | 野の花・秋
花時

実ができています




 チヂミザサ(イネ科・9月22日~10月4日撮影)

 葉がササの類に似ていて波打つように縮んでいるのでチヂミザサ。同じイネ科ですがササ属でなく、チヂミザサ属です。

 花穂軸から短い枝を出していくつかの花穂をつけます。1つの花に3つの頴があり、頴の先に芒がのびていて、これが紫色を帯びて陽に輝くので意外に目につきます。白い羽毛のように見えるのは花柱。

 芒は粘液を出して通りがかりのものにくっつきます。ヌスビトハギほど目立ちませんが、くっつき虫というやつですね。細かい花を撮っているうちにズボンはチヂミザサの種だらけです。









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ツルボ(サンダイガサ)

2009-09-29 23:27:36 | 野の花・秋





 ツルボ(ユリ科・9月28日撮影)

 日当たりのいい土手にツルボが咲いていました。春に一度葉を出して夏には枯れ、秋にもう一度葉を出して花を咲かせます。
 “ツルボ”の意味は不明のようです。別名のサンダイガサは、お公卿さんが参内するとき従者がさしかけた傘の、たたんだときの形に似ているからだそうです。今回見つけたツルボは全体にずんぐりした姿で、あまり参内傘のようには見えません。

 





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