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草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

天パだった頃

2019-05-29 02:47:50 | お知らせ
   
   ちょっと前になりますが、田村由美の「ミステリという勿れ」を読みかけたら面白くて、
   1~4まで一気読みしてしまいました。
   自分、理屈っぽいなと自覚してる人、同志を見つけた気がしますよ。

   主人公の久能整(くのう・ととのう)が天パっていう設定も、いい設定だなぁ。
   私も小学校から中学校の間天パだったので、
   整の悩みに共感。

   天パだったと言うと、“ウェーブ”とか“巻き毛”を想像して
   あら、いいじゃない~!と言われるんですが、
   私の天パは髪の一本一本がてんで勝手にねじれてよじれて、
   互いが互いを押しやって、どこまでも広がっていくので
   ツヤというものが全く無く、収拾がつかない。ほんとに悩みの種。
   つやつやの直毛にあこがれてあこがれて。

   直毛の髪は断面が丸いけれど、天パの髪って断面が扁平なんですよ。
   なのでくねくねと回ってよじれるわけです。
   一本の髪が太くなったり細くなったりして見えるのもそのせいです。

   私の場合、ストレスのせいだったと思いますねぇ。
   父が成績至上主義の泣く子も黙るスパルタ教師だったので、
   文字通り、ご飯ものどを通らない状態が続いてたので。

   漫画というシェルターを見つけて、開き直って、
   髪の栄養不良に気がついて、椿油だなんだつけるようになったら
   いつの間にか直毛に戻ってました。
   戻ってみたらべつにヘアスタイルにかまう方でもなかったので、
   “天パをピン止め”の方が「どうにもならないしィ」って言ってしまえて
   簡単でよかったかなぁなんて、勝手なもんです。

   一日雨だと、こういう日は天パはいっそうぼわ~んって広がるんだよなぁ、
   って思いだします。
    


ひやあせ・たら~り

2019-05-27 01:47:25 | お知らせ
   

   今日は漫画仲間と久しぶりの同窓会。
   食事のあと大山崎山荘美術館へ。
   バーナード・リーチの没後40年展をやってましたが、今の私にはきつかった
   桁が違いすぎて言えば笑われるだけだけど。

   あの暖かくて確信に満ちた、堂々たる作品!
   この形や絵付けや色彩にたどり着くまで、どれだけのことをやってこられたか!

   知ら~ん顔で見て回りましたが、ずううっと叱られてる感じでした。

   
   美術館の庭ではツルキキョウがいい感じに咲いていました。
   私は雑草以外はさっぱりなので、一緒にいた友達に教えてもらいました。

星を継ぐもの・ガニメデの優しい巨人・巨人たちの星

2019-02-14 04:45:54 | お知らせ
        



   SFはめったに読まないのですが、“星を継ぐもの”があんまり有名な作品(らしい)ので一度は読んでみようかなと。

   で、シリーズになってるあと2冊をすぐに追加で買って一気読みしたわけですが。



   ものすごく面白かった・・・と言うより、

   どうにも納得いかなくて、

   結局何が言いたいのよと思って最後まで付き合ってしまった・・・という感じです。(読んでる間は面白かったです・・・

   これ、作者の策に完全にはまってますね(笑)


   あまりにも楽天的というか、アメリカ万歳!科学万能!で終始して、葛藤がなさすぎて。   
   
   最初からそういう結論出してるなら書かなくてもいいんじゃない?

   書いてみないとわからないから書くんでしょ?とか思っちゃうんですよねぇ。

   スタンスが違うんでしょうね。
   
   
       威張ることも戦争も知らない巨人が地球人の入れ知恵でガツンと一発くらわす言い方をして
  
       「地球式に押しの一手で行く気分はどうですか?」と聞かれ、

       「何というか、その・・・もりもりと力が湧いてくる心持だよ」と答える。

       これ、権力という麻薬の吸い始めじゃないんでしょうか??

       (そしてこの作中の国連には日本はかけらもない(笑))



   ま、理屈こねずに楽しむとして、最後にまた分からなくなっちゃいました。


   作中の世界の一部が時空の円環の中に閉じ込められ・・・この程度ならネタバレにならないと思いますが・・・

   主人公達はそれを外側から見ているように書かれていますが。

   その円環の経緯には主人公達が分かち難くかかわっているので、繰り返される円環の中には主人公達も

   未来永劫登場しなくてはならないのでは?

   つまりこの作品丸ごと永遠の円環に閉じ込められたということでは??

   すると結びのけっこう長い部分はいったいどこに位置することが出来るのでしょう????


   てなことで、今ちょっと頭がグルグルしてますWWW

   (SFというジャンルのルールを知ってれば問題ないんでしょうか?)



   ホーガンには他にもたくさん作品があるようですが、ここでこの世界が閉じているとなると、

   これ関連のものを書く限り、後は何を書いてもコップの中の嵐にしかならないのではないか?とか。

   それとも他の作品の中でその解に触れているのだろうか・・・読んでみないとわからない・・・とか考え始めると・・・


   これはもう、完全に作者の術中ですね

   

宇野昌磨選手おめでとう(^.^)/~~~

2019-02-12 01:46:18 | お知らせ


   宇野昌磨選手、四大陸選手権やりましたね!

   おめでとう(^.^)/~~~

   もともと実力ありましたものね。

   うちにはテレビがないので遅ればせながらネットで見て

   PCの前で夜中に一人で拍手しちゃいました

   私は羽生ファンですけど、宇野選手も大好きです。

   長い間羽生選手の弟みたいな感じでしたが、去年からなんだか顔つき変わりましたよね。

   ステファン・ランビエールと踊った“四季”がほんと素敵で、

   あの、体幹で音楽に詰め寄っていく感じというのか、宇野選手独特のものがあって、

   前から良いとは思っていたけど、うわー素敵になってきた~!って思ってました。

   シルバーコレクター脱出  けがを治して頑張ってください。


   私の一番は羽生ですけど(笑)

オペラ座の怪人 ガストン・ルルー

2019-02-02 18:39:50 | お知らせ
     

   このところちょっと不気味な話を読みたい気分が続いてまして。つまりちょっとウツなんですね(笑)
   
   怖目なのを読みたいけれど怖がりなんでほんとに怖いのはいやなんで。

   選択難しいんですよ。

   で、読んでみたのがこれです。


   いや~面白かったですよ! 夜更かしして一気読みしてしまいました。

   きっかけは羽生結弦選手が2014年グランプリファイナルで滑った“オペラ座の怪人”です。

   あのぬるぬる滑りに中毒してリピし続けるうちにどうでも原作が読みたくなって。

   羽生選手が何から入ったのか、音楽なのか物語なのかわかりませんが(音楽でしょうね)
   
   ミュージカルのサウンドトラック聞いていても(CDも買った)いまいち話が納得できず(それは舞台を見ないと)

   あまり期待してなかったんですが予想外の面白さでした。

   
   隠し扉だの手品だの道具立てが時代がかっているわりに気にせず読めるのは、

   舞台になったパリオペラ座が今もほとんどこのとおり現存していて、

   バレエ、オペラの殿堂として現役である、というのも大きいんでしょうか。


   クリスティーヌもラウルもミュージカルの荒筋で読んでいたより芯があって魅力的です。

   ヒロインが悲鳴を上げては失神して王子様に救出されるのではなく、それなりに強さのあるところがうれしい。

   そしてこの“エリック(怪人)”・・・!  

   ここまで悍ましくここまで魅力的なキャラクターがあるでしょうか!?

   怪人にエリックなんて似合わない、と思っていましたが彼が自分でつけた名だとすれば、

   彼が何を望んでいたか、もうこの名前で表現できていて切ない。


   これは小説でなくては描けないでしょう、ミュージカルでは“音楽の天使”の実現に限度があります。

   (私は“♪ファントム・オブ・ジ・オペラ”はロンドンオリジナルキャストのマイケルクロフォードより

   サラブライトマンのDIVAに入っているスティーブハーリーの方が支配的で情熱的で気に入ってますが、原作の設定からは離れていますよね)

        “ガラスの仮面”を実写で演じても漫画ほどうまくいかないのと同じです。

        (でも美内さんは漫画ですから、天才の演技を漫画でちゃんと描いたんですから、すごいと思いますよ!!)



   クライマックス部分をそれまであまり出番のなかった“ペルシャ人”の手記に頼っているのは弱点になりそうなものですが

   案外気になりません。

   最初からこの人物の証言を作品成立のきっかけにしてあるという構成の工夫。

   またこの人物がその場にしっくり合っていて、

   信頼に足る人物だとラウルと読者に感じさせるのに成功しているからでしょうか。

   
   比較していないので訳の良しあしはわかりませんが、気にならない読みやすい日本語でした。





可愛いピンクッション❤

2015-09-21 16:54:18 | お知らせ



 
 私じゃありませんよ。私はお針を持つのはいたって苦手。

  こういうもの作るマメさもなく。

  なぜかもっとめんどくさい漫画を描いてますが (^▽^;)

  友達が作ってます。

  本人に似ず、ほんと可愛いピンクッション♡♡♡

  画像をクリックして一度見てやってください。











二重の虹

2015-07-14 18:43:06 | お知らせ





 たまんない暑さですが、うだるような二階にちょっと涼しい風が吹いてきたと思ったら、

 二重の虹が出ています。

 東の山手は雨ですね。

 黒白の犬を連れた親子連れが、家の前の路地を、通り抜けできるのかどうかと行ってみてまた戻ってきました。

 虹に気がついたかな?

寒い夜の一人ご飯は“ほうとう”

2014-12-17 20:47:02 | お知らせ

 制作中のほうとう


 寒いですっ!!!

 連れが連日の忘年会で留守なもんで、私の一人ご飯は昨日も今日も“ほうとう”です。

 本物のほうとうがどんなものか知らないので、袋に書いてある通り

 かぼちゃ、にんじん、白菜等々季節の野菜をたっぷり煮て、

 麺を煮込んでついてるお味噌で味付けするだけ。

 冷え切った体がほこほこに温まるのでこんな晩にはもってこいです。

 二回分の麺がどう見ても私には三回分あるので、明日の晩御飯もほうとうになりそう。

 つまり連れは明日も忘年会。