(Bloomberg) -- 配車アプリを手掛ける中国の滴滴出行の創業者で最高経営責任者(CEO)の程維氏は昨年初め、ソフトバンク・グループの孫正義社長からの資金拠出を断ろうとした。事情に詳しい複数の関係者によると、程氏は滴滴出行が既に100億ドル(約1兆1222億円)を調達したため、孫氏に資金の必要はないと伝えた。孫氏は了承しながらも、恐らく滴滴出行のライバルの1社を直接支援することになると示唆したという。結局、程氏は折れ、テクノロジー企業の資金調達額としては過去最大となる55億ドルを孫氏らから受け入れた。
孫氏は昨年11月にも同様のやり方で、米ウーバー・テクノロジ-ズに対し、同氏が望む取引が成立しない場合、同業の米リフトを支援することになると公然と通告した。ウーバーも先週、90億ドルの出資を受け入れた。
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孫正義氏(2017年7月)
孫氏は昨年11月にも同様のやり方で、米ウーバー・テクノロジ-ズに対し、同氏が望む取引が成立しない場合、同業の米リフトを支援することになると公然と通告した。ウーバーも先週、90億ドルの出資を受け入れた。
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孫正義氏(2017年7月)
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