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橋下氏が慰安婦問題で記者会見 海外記者から賛否

2013年05月28日 08時15分55秒 | ニュース
 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が27日、旧日本軍の従軍慰安婦問題を巡る発言などについて東京都内で行った記者会見で、参加した海外の記者からは「論点回避」「パフォーマンスだ」との批判が目立つ一方、「謝罪は評価できる」とする声もあった。

 会見には国内外から数百人の報道関係者が参加。当初予定を1時間以上延長し、約2時間半に及んだ。

 韓国のネットメディア「JPニュース」記者、李至鎬さん(26)は「『各国も戦場で女性を利用した』と他国の話を持ち出したのは残念。(日本の責任という)論点を回避している」と指摘。強制連行の有無を巡っても「明言せず逃げた。第三者的に語っている」と不満そうだった。

 香港フェニックステレビの女性記者は、在日米軍に「風俗業の活用」を進言した発言を撤回し謝罪したことについて「窮地に立っているからだろう。パフォーマンスだ」と疑問視した。

 米雑誌の男性記者(44)は「(旧日本軍の)慰安婦問題を反省し謝罪すると言ったのは大胆な発言。従来の『右派』政治家が絶対に言わなかったことだ」と評価する。ドイツ人記者のジークフリード・クニッテルさんは「欧米の軍隊も女性を性的に利用したのはその通りだ」と認めつつも、「彼自身の歴史認識は会見でもはっきりしなかった」と腑(ふ)に落ちない様子だった。

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