お役立ち情報ブログ

日々の生活やビジネスにおいて役に立ちそうな情報を収集、公開しています。

日本の中古鉄道車両が持つ「純金のような高い品質」

2016年01月28日 07時18分04秒 | ニュース
 中国のことわざの1つに「列火見真金」というものがある。純金は燃え尽きることはないことから、厳しい状況下においてこそ、人やモノの真価がわかるという意味だ。中国メディアの金融界はこのほど、日本メディアの報道を引用し、日本の中古鉄道車両がミャンマーで大活躍しており、まさに純金のような高い品質があることを実証している点に注目している。

 記事はかつてJR東海の高山線と太田線で使用されていた鉄道車両が、現在ミャンマー最大の都市であるヤンゴンで使用されていることを紹介している。車両に「岐阜」の行先表示を見ることができ、車内にも「乗務員室」や「ドアにご注意」などの日本語表示がそのまま残っていると紹介した。線路状態の悪さゆえに、この車両は時速20km程度でゆっくり走る。

 利用率はかなり高く、下校する学生や仕事帰りの人びとで車内はいっぱいだと説明。それもそのはず、交通渋滞が問題となっているヤンゴン市民にとって鉄道は欠かすことのできない交通手段だからだ。

 しかし前出の日本製中古鉄道車両に乗客がいっぱいでるのは他にも大きな理由がある。記事はこの中古車両を毎日利用するタイヤ販売業の男性のコメントを紹介、男性は「故障がないので、いつも時間通りに出発できる。本当に便利だ」と述べている。

 このコメントは日本製鉄道車両の品質がいかに高いかを物語っている。ミャンマーの線路敷設状態は決して良くないため、車両が大きく揺れると考えられる。日本製の鉄道車両が廃車対象車両であるにもかかわらず、しかも線路の敷設状態の悪さにもかかわらず故障せずに現地の人びとの役に立っているというのは本当に驚くべきことだ。

 日本製の中古鉄道車両は、2006年からミャンマーで約200台活躍しているが、日本製の中古鉄道車両はインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、アルゼンチンなどの国でも人びとの足として活躍している。日本の鉄道車両技術は多くの国においてまさに純金のような品質を持っていることが実証されている。(編集担当:村山健二)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 確定申告で必要なFX取引に関... | トップ | 2015年「上場ゴール」選手権... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニュース」カテゴリの最新記事