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年金機構、2万2000時間を無駄に 外部委託分を職員処理

2013年10月28日 07時14分31秒 | お役立ち情報
 日本年金機構が昨年度、外部委託した被保険者の名前や住所の入力業務のうち、約356万件をすべて機構職員が処理していたことが27日、会計検査院の調べで分かった。作業時間にすると約2万2千時間、1日8時間勤務の職員2750日分の仕事が削減可能だったことになる。

 検査院は、職員が仕事の流れでそのまま処理していたと指摘。業務効率化やコスト削減の意識が不十分だとして、近く機構に改善を求める。機構は「現時点ではコメントできない」としている。

 機構には書類の審査や入力をする事務センターが各都道府県に1カ所ある。保険料徴収など対人業務を担う年金事務所は全国に312カ所ある。いずれも効率化を目的に民間へ業務の一部を委託している。

 関係者によると、検査院は27事務センターとその管内にある218年金事務所の昨年度の業務状況を調べた。

 調査の結果、23事務センターでは外部委託した入力業務のうち約515万件で職員が半分以上を処理していた。このうち約356万件はすべて職員が入力していた。事務センター職員が書類審査中に入力まで済ませていたり、年金事務所職員が書類提出を受けた段階で処理したりしていた。

 効率の点から調べたため、検査院は具体的に金額を指摘しなかった。機構側は、委託業者の習熟度に不安を感じた職員が処理したなどと検査院に説明している。

 調査では、16事務センターと66年金事務所で同じ書類の点検をしていたことも判明。事務センターに業務を集約した際、移行期間中は年金事務所でも点検できるとしたマニュアルを3年以上見直していなかったことが原因だった。

 ほかに、外部委託した通知書発送準備など約430万件も、仕様書に作業手順が載っていなかったため職員が処理していた。〔共同〕

日本年金機構の役員・職員の年収・ボーナス(2011年)


役員の年収・ボーナス(2011年)


日本年金機構の役員の年収・ボーナスは次の通りです.



役名 年間報酬 うち賞与
法人の長 1,810.4万円 452.5万円
A理事 1,539.7万円 382.7万円
B理事 1,477.0万円 365.6万円
C理事 1,479.3万円 379.3万円
D理事 536.4万円 173.2万円
E理事 1,615.6万円 400.2万円
F理事 1,470.4万円 365.6万円
G理事 1,469.2万円 365.6万円
H理事 1,460.4万円 348.6万円
I理事 941.0万円 192.4万円
J理事(非常勤) 39.7万円 ―
K理事(非常勤) 35.1万円 ―
L理事(非常勤) 330.1万円 ―
M理事(非常勤) 325.0万円 ―
A監事 1,183.2万円 223.2万円
B監事(非常勤) 140.8万円 ―


役員の報酬は年度途中の就任・退任により満額の数値とは異なる場合があります.


職員の年収・ボーナス(2011年)


日本年金機構の職員の年収・ボーナスは次の通りです.



区分 年間給与額 うち賞与 平均年齢 人数
常勤職員(事務・技術) 589.7万円 138.8万円 42.1歳 8,023人
任期付職員(事務・技術) 412.5万円 98.0万円 42.9歳 2,556人
再任用職員(事務・技術) 328.5万円 0万円 61.7歳 30人
非常勤職員(事務・技術) 188.6万円 0万円 51.7歳 2,956人


参考:日本年金機構の役職員の報酬・給与等について|日本年金機構

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