『ダークフォース』(DF)とか、 あとは読み物、落書き、日記などのブログ。

DFなどのブログを始めてみました。

小説というより、かなりテキスト寄りです。
更新遅めですが、よろしくです。^^

書き込み 2018/4/1

2018年04月01日 15時04分47秒 | 日記
 こんにちは、井上です。
新年度になりましたので、改めてよろしくお願いします。

 更新の方がどうにも出来ていません。
予想通りな事に、自分に喝を入れてみても三日後には忘れちゃうでしょう……。
古蔵さんストーリーが止まってから、一年近くとは記憶しております。


古蔵さん
「えー、桜咲くこの季節に、
愛しい人と一時の幻想的な並木を二人で歩けない事は、
残念かと想う次第ですが、いつもの事で慣れてしまいましたョ。

 かつて主人公だった悠久の時代、
その頃も本当に自分が主役じゃないんだと、それなりに後半、理解したつもりでした。
今では脇役……、もしくは通行人Aであるこのオレが、夢を見たいと願うなら、
レンタルビデオか、VRゴーグルを借りるくらいしかないと、十分に理解しております。

 でもワンチャンス、もうワンチャンスを心と身体が奥底で求めてやまないのです。」

 淡いピンクの花吹雪を駆けながら、
心の声を漏らさずにはいられない、休日出勤の古蔵さん。
古蔵さんの宅配便を待つ人たちは、笑って彼を温かく迎えてくれるのです。

 迅速丁寧なこの猫のマスクマンの正体など、もうとっくの昔にバレてはいますが、
知らないフリをするその優しさを、充足感としてのこの心地よさは、
数年前まで、お飾りの皇帝として君臨していた黒歴史に比べれば、幸せ者の古蔵さんです。

 欲を言うと、長崎ドラゴンタウンのカリスマ的ヒロイン、
エリス姐さん(23才 OL)に、いつかワンチャンスを分けてもらえると、
信じながら、色恋に他力本願ならしい古蔵さんです。

 と、そこへ油断ならない女子高生、佐藤さんがワープして来ます。

古蔵さん
「ヌオッ!?
……アクティブワープとか、そんな荒技が使えるまでに、
この街に馴染んでたんすかッ、佐藤さん。」

 佐藤さんは、相方の鈴木さんとは少しちがう、
あのアホのセリカさん(現魔王)から、良いとこだけ抽出したような、
若いのに良く出来たお嬢さんです。

 オペレーターとして陣営に迎えたいような、
在野に埋もれた(自ら望んで)天才美少女女子高生。
容姿や品格も申し分のなく、また油断ならない存在なので、
古蔵さんには、さりげなく新年度の試練がやって来たようです。

古蔵さん
「一発目のターゲットは自分ですか? 佐藤さん。」

佐藤さん
「察しが良くて、助かりますっ♪」

古蔵さん
「オレが助からない予感しかしない」

 ブルッと、身構えるように蒼い闘気を全身に纏って、
ファイティングポーズを取った古蔵さん。
その猫のマスクはエリス姐さんの闘魂が籠もっており、
姐さんに怒られるのが怖くて、真の実力を女の子相手に出せない設計です……。

佐藤さん
「そのマスクが欲しいですが、今日はそのマスク剥ぎに来たありません。
ワンチャンス? 欲しいんですよね。」

 新年度になったからか、佐藤さんの迫力がいつもと段違いに増しています。
何故ならば、今年も同じ年齢、学年でキラメキライフが送れるのですから、
気持ちに余裕が溢れまくっているのでぇす!!

佐藤さん
「ちゃっちゃと、済ましてしまいましょう。
時は有限なのです、と誰かが言っていたような。

 えっとワンチャンス? でしたよね。
早速、選んでくださいよ。ささやかなチャンスではありますが。」

古蔵さん
「えっ! 新学期パワーでそんな荒技が出来るの!?
強制的な選択肢って本気(マジ)のオレですら、簡単に出せないってッ!!」

 世界中でもそう何人も出せない領域の『力(奇跡)』を出せる真の古蔵さんの、
その究極を超えるミラクルを、佐藤さんは超えて見せるというのです。

 不敵な笑みを浮かべながら、佐藤さんは選択肢の顕現を見せ付けますっ!!

 ……その背後に、ゴットパワーを持つセバリオスさんの加護を受けた、
美人秘書のセリスさんの姿が、覗きスキルのMAXの古蔵さんには、
チラッと見えたのでした。

古蔵さん
(操られてるの、ネ。)

 刹那、佐藤さんと古蔵さんは見覚えのある、
暗黒の説教部屋へと転移させられます。無論、反抗など出来ません。
ガチで黒幕さんに出て来られたら、余計に試練を増やすので、
おとなしくされるままに流されるのが、最も安全なのです……。


 ☆ 「さあ、運命(さだめ)を選ぶがいいっーーーッツ!!」


 渋い声の自動音声が狭い室内に響き渡ると、
唐突にスポットライトが照らされたホワイトボードに、
いくつかの選択肢が現れます。


 ◇ 選んでネッ♪

  ・ 絶世の美女であり、かつての婚約者であるルフィア姫とエンジョイ!
    ※)想い人の鈴木さんからの好感度が0になりますが。
      二股はいけません。ウワサを舐めたらアウトです。

  ・ ピュアで綺麗な黒髪ロングの美少女女子高生、鈴木さんと急接近♡
    ※)責任は必ず取って、むやみに手を出してはいけません。
      さらに、ルフィア姫から貴方の記憶が抜け落ちる特典付き!

  ・ 綺麗な桜ですね、とをワンカップ受け取って、
    それで花見を静かに見た後、夢の中で好きなだけ妄想。
    ※)夢は好みのタイミングで閲覧出来ますが、
    対価として、現実で叶うことはありません。
    これは、フィクションです。


古蔵さん
「何も選ばせねえ、いつものやり方じゃん!!
開幕それはひどいよ? オレ、真面目にやってるつもりだけど、
まだ許されないの??」

佐藤さん
「改めて見せられると、食らいたくない罠ですね……。
同情を禁じ得ませんが、わ、私が元凶じゃないですからっ!」

 新年度のゆとりから仏心の出た佐藤さんは、
古蔵さんを哀れに思い、ホワイトボードの辺りをよく調べ始めました。

 佐藤さんは、選択肢に未来を閉ざされようとも、
簡単に諦めてしまうほど器のちっちゃい女子高生ではありません。
事務で培った慣れた手つきで、黒板消しと水性ペンを見つけ出します!

佐藤さん
「あ、これ書き直せますね。」

 佐藤さんは、黒幕さんなど知らない様子で、
ふふん♪ と鼻歌を歌いながらホワイトボードをにピカピカにして、
エッヘンと古蔵さんにを胸張って見せます。

佐藤さん
「これで選択肢、なくなっちゃいましたね。」

古蔵さん
「ちょ、ちょっと佐藤さん!
選択肢はクリアされたけど、どうやってこの部屋出るつもり……かな。」

佐藤さん
「!? ハハッ、二人っきりになっちゃいましたネ。
ごめん、鈴木さん!! おもしろ可笑しくしちゃうつもりが、
古蔵さんと二人っきりになっちゃいました。

 私たち、親友だもんね。
仮に古蔵さんが襲ってきても、そういう関係じゃないって、
気持ち伝わるよね。」

 独り身の長い古蔵さんと、いつ出られるかもわからない、
暗黒説教部屋に取り残されて、自分のうかつさにうろたえる佐藤さん。

古蔵さん
「いきなりか弱くならないでね、佐藤さん。
これもきっと罠なんだよ。

 そもそも佐藤さんの裏でこんな荒技したお方がですね、
ペンやら黒板消しを置いてる時点で怪しまなきゃ。
そのペンちょっと貸して、多分インク入ってないから。」

 古蔵さんがペンを受け取ると、その言葉に通りに見事に使い切られています。

佐藤さん
「では、この私のペンではいかがでしょうか。」

 まるで神頼みに懐から渡された温かいマーカーが、
女子高生の体温を古蔵さんの手に運びます……。

古蔵さん
「(暗算の術で心を無にしろ、オレ!!)

……。ねえ、佐藤さん。これ油性だよね?
これで書いたら、持ち主さんに怒られるよ。」

 もう八方塞がりと諦めようとしたその時です!
天井から光が射し込んだかと思うと、冒険中のエストさんが、
この説教部屋へと舞い降りたのですッ!!


   ドスンッ!!!


エストさん
「また、ここに落とされたか。
宝箱を開けようとすると、ほぼ9割がたこの部屋送りって、
どんだけケチやねんっ!」

古蔵さん+佐藤さん
「エ、エストさんだ!!
こ、これで助かるんだ……。」

 落とされた先に二つの熱い眼差しを感じたエストさん。
その熱線にプレートアーマーが溶かされるように熱いです。

エストさん
「目から熱線のビーム出すのやめて。
鎧が熱で赤くなって、溶けて貫通されてトドメは嫌だから。」

 ここで、エストさんを倒しては、
へぼい経験値をもらって、脱出出来ずに終わりです。
古蔵さんと佐藤さんはピンチで今、息がピッタリ合っています、
無駄にエストさんを退出させてはまずいと、
熱い眼差しを羨望へと切り替えて見せるのですっ。

 演技でいいんです! 助かればいいんですッ!!

エストさん
「脱出方法ですか? そりゃ簡単ですよ、
私が落ちてきた穴は、出口にもなってますから。

 見た感じ、試練の書かれた板が真っ白ですが、
二人とも、なんでまだここにいるんですか?

 ……そういうプレイです?」

 そう問い返してきたエストさんに、
すかさずオリジナルの水性ペンと黒板消しを渡した古蔵さん。

古蔵さん
「とにかく、佐藤さんを出してあげて!
オレとエストさんでリフトすれば、行けるよね。

 佐藤さんが遅れると、魚市場や道の駅が困るし、
ねーさんが心配したら、それこそ悪いだろ?

 ここはピンチに慣れてる前衛の俺たちが、後方支援の佐藤さんをまず、
第一に助けるのが最優先だと、エストさんなら分かってくれるよな!?」

エストさん
「佐藤さんにはお世話になってますから、それでOKですよ。」

 貸しを作って旨みを得ようと、
単純なエストさんはノリノリでトスの構えを見せました。
身長のある古蔵さんがリフトして、エストさんが気合いでトスすれば、
ピンポン玉のように、軽々と佐藤さんの身体は舞い上がるでしょう。

古蔵さん
「さあ、いくんだ佐藤さん!」

佐藤さん
「そ、そんな、元はと言えば私が……。

 その、ありがとうございます!!
こんな助け方されては、鈴木さんが羨ましくなって、
古蔵さんの女性関係を、……余計に面倒にしてしまう気がします。(私がですが。)」

古蔵さん
「行くぞ、エストさん!!」

エストさん
「あいよ、古蔵さんッ!!!」

 こうして、勢い良く佐藤さんを地上へと射出したエストさんと古蔵さん。

 勢いあまって、上空5000Mまで飛ばしてしまいましたが、
そこに、白のスーツのイケメン紳士のセバリオスさんが現れ、
佐藤さんの身体をお姫さま抱っこして受け止めると、
まるで波に乗るかのように、サーフボードで空中を滑空しながら、
佐藤さんにあり得ないような、春の空中散歩を魅せたのです。

 眼前に広がる大パノラマに、佐藤さんは感激して言葉もありません。
街を満たす桜をこの視点でその瞳に映しながら、
羽根のようにその身を柔らかに包んでくれるセバリオスさんのその顔を、
まともに見る勇気は、佐藤さんには持てませんでした。

 もう古蔵さんやエストさんの事など、完全に忘れさせてくれる、
パーフェクトな青年王者の微笑みに、乙女心は奪われっぱなしの佐藤さん。

 いい想い出が出来ました。


 古蔵さんは、その後すぐに出口へとジャンプひとっ飛びして、
佐藤さんを受け止めるつもりでしたが、セバリオスさんに先を越され、
元の宅配業務へと戻って行くのでした……。

 その後、エストさんは黒板消しの魔力で説教部屋へと取り残され、
そこに現れた黒幕さんは、セバリオスさんの抑制を受けていない、
本来の姿のセリスさんです。

 その雰囲気は360度変わっていて、誘惑の甘ったるい堕落への香りと、
力を奪われる妖艶オーラを漂わせる、恐怖の女王様そのものです。

セリスエスさん
「まぁ……、これまた見事にワタクシの文字が気持ちよく消されているのですね。

 さて、では退屈しのぎにエストさんのものでも、白いキャンパスに
書いて差し上げると致しましょうか。ウフフッ……。」

エストさん
「冒険行きます、ためさんの分も行ってきます。
何でも言うこと聞きますので、勘弁して下さい……。

 新年度なので、今年も細く長く頑張ります。
よろしくお願いします……コテッ。」

セリスエスさん
「さて、どうしたものかしら、ネ。
ここに、新たな来訪者が訪れれば、少しは暇潰しになるのでしょうが。」

エストさん
「エリス姉さんの義妹の称号を、こっそり差し上げますので、
それで見逃してもらえませんか?」

セリスさん
「まあ、さすがエストさんッ!!!

 一気に説教という名のお仕置きが色褪せてしまいましたので、
私もお礼しなくちゃですねっ!!

 取りあえず所持金1000億ゴールドくらいで、知力+80を付与して、
LVも最高状態にするくらいの誠意を見せなくては、
礼を欠きますよね、ネッ♪」

 雰囲気が元に戻って、心からの笑みを浮かべるセリスさん。
暗黒のお仕置きルームは消え去り、桜舞う素敵な庭園へと様相が一変します。

エストさん
「カンストしたらやる事無くなるので、
出世払いで分割で受け取れるようにしてくれるか、
普通に街にいても、試練を受けにくくなる奇跡とか欲しいです。

 一番欲しいのは、エアコン付けっぱなしでもくつろげる、
電気代の割引とかです。」

 セリスさんはうんうんと喜んで何処かに消えてしまうと、
その翌日、エストさんの住まいに次世代衛星クラスの高性能ソーラーパネルと、
夜でも安心のメンテナンスフリーの大容量蓄電システムが、
コンパクトサイズで取り付けられたのです。

エストさん
「家計に優しくなりましたが、余った電力は膨大な容量の蓄電池に吸われて、
お金になりませんでした。

 たいしては家にはおらず、冒険と書かれた罠にかかって、
世界を回る旅は相変わらずです。

 本年度もよろしくお願いします。」



               では、またです^^

                     井上
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