ダークフォース続き(仮)新規です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。
新規とDF追加再編です

『ローゼさん☆☆』

2017年01月09日 18時02分09秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編
   『ローゼさん☆☆』


 バブル期を超えるような、

 発展と人口増加を見せている、長崎ドラゴンタウン。


 一等地の地価は、坪単価1000万円まで上昇し、

 美しいビーチに隣接した、

 路線が新設されたばかりの高級住宅街の駅舎の、

 その正面の一等地に、


 ドンッ! と構えるようにそびえ建つ、

 ローゼ姫さま所有の高層デザイナーズマンション。


 マンションの駐車場に隣接した、1Fの広いエントランス脇の、

 海が見えない、日当たりも微妙な、

 割と手狭な最安物件に、


 マンションの管理人も兼ねる姫さまは、

 お住まいになっておりました。


 ・ ローゼ姫さま、凄いセレブさんですが、

   とても庶民的な感覚をお持ちで、


   父王を心配させないよう、マンションは受け取りましたが、

   とても質素倹約な生活を送っているのです。


   その謙虚さも姫さまの美徳と、

   姫さまの正体を知らない方々からも、

   微笑ましく好感を持たれているのでした。


   姫さまは、ご近所の方々や、

   マンションの住人の方とも仲良くしておりまして、


   作り過ぎましたと言っては、さりげなく、

   素晴らしい出来栄えのおかず類を、差し入れたりしています。


   ミッションラン五つ星を獲得してもおかしくないほどに、

   繊細かつ美味な姫さまの手料理に、

   姫さまが尋ねてくるかもしれない夕時には、

   マンションの住人も、ご近所さんも、

   そのラッキーを心待ちにしていたりするのです。


ローゼさん「リンカさんが大変な時に、

      姫さまとか持ち上げたり、そういうのは結構ですっ。


      あと、勝手に高級住宅街にして、

      駅まで出来たなんて作り話はいりませんから。」


 姫さまは、そう仰いますが、

 部屋の窓に広がる晴れやかな空の下には、

 立派な邸宅や、豪華な造りの高級リゾート駅舎が、

 バッチリと確認できます。


ローゼさん「!?

      一夜の内に、城を完成させるような勢いで、

      町を発展させたんですかっ!!


      (・・・とんでもない大物が、

       私の影にいるのですわね。


       これは素直に、従う所は従って、

       リンカさん探しを開始するしかありません。)


      姫さまって言うのだけ、おやめくださいませんか?

      何だか緊張で固くなって、動きにくくなりそうです。」


 はーいっ。


ローゼさん「さて、

      リンカさんを探すとなると、

      エサ・・・もとい、


      敬愛してやまないお父様を訪ねるのが、

      一番かも知れません。


      緊急事態なので、


      (私の招いた不祥事ですし、

       爆乳小学生になったなんて、言えないです・・・。)


      お父様に手伝ってもらうのが、

      最速の解決方法でしょう。


      (ワナを仕掛けるような気がして、

       胸が痛みますが、あの状態で放置なんて絶対いけませんっ!!


       ・・・何でも受け入れるお父様ですから、

       見た目にこだわらないなんて言われたら、

       ゆ、夢落ちで記憶をなんとかしなければなりませんネ・・・。)


 後ろ髪を惹かれるような気持ちで、

 父王の暮らす、聖クラウス学園内へと、

 お出かけの準備をしているローゼさんでしたが、

 そんな忙しい時に限って、突然の来客を知らせる、

 ドアフォンが鳴ります。



   ピンポーーーンッ!



 するとドアフォンに映っているのは、

 そのローゼさんの父親の、スーツ姿のバルマード王ですっ。


 ローゼさん、父王に一言も喋らせない勢いで、

 すぐさまドアを開けて、室内に招き入れるのです。


 凛々しいおヒゲに、精悍な顔付きの、

 長身のカッコいいオジ様のバルマード王です。


 ローゼさん自慢のお父様ですが、

 このオジ様に、ちっちゃいリンカさんは、

 なぜか淡い恋心を抱いています。


 本人は、そのリンカさんをローゼさん同様、

 娘のように愛してはいましたが、

 そういう対象として見られたことなど、一度もありませんでした。


 ローゼさん自身、相当気合の入ったファザコンさんですが、

 この町に来て、周りが見え始めたのか、

 情熱的だったその父王への想いも、

 今は、あやふやとしたものになって、

 恋に妄想して、暴走するといった、


 ためぞう君のお父さんを、極限バトルで、

 無き者にしたような、その激しさも、

 すっかりおとなしくなったものです。


ローゼさん(・・・。


      ためぞうさんには、とんでもない事をしたと、

      その罪悪感から、彼を謎の閣下として助けるような事も、

      以前はありましたネ。


      今となっては、その私の方が、

      ためぞうさんを頼ってしまうほど、立場は変わりましたが、

      私のやった事を、忘れてなどいないのです。


      あの時は、本当にゴメンナサイッ!!


      無理矢理、私を手ごめにしようとした、

      山本のおじ様・・・。)


 ためぞう君のお父さん、自業自得ですよねッ!


 バルマード王「まったくです・・・。


        あと、私の事は王などと呼んで頂くとも、

        「ヒゲ」で構いませんぞ。」


ローゼさん「(お、無敵のお父様が、気を使ってらっしゃるのっ!?)


      こほん・・・、

      私の自己紹介はもう十分ですので、

      一旦、この辺りしまして、


      『リンカさん、大捜索!!』など銘打って、

      次のお話で、真剣に探したいのですが・・・。」


 それは無理ですー。

 現在、『エリス様の華麗なる日々。』の、

 急展開編が控えているのに、


 そこを引き伸ばしてしまうくらいなら、

 さっさとリンカさんの事を諦めてしまいましょうネッ!!


 ちなみに、相当続きが遅れていますが、

 解説の人の仕事の遅さと、


 「実は、本物の戦場に投下されていて、

  上空の壮絶な艦隊戦に巻き込まれてしまう。」


 という、ありがちで変化球な展開のせいで、

 エリス様が、リアルな方で年を越されてしまったなんて、

 言わせないでくださいよ、もうっ。


ヒゲ「全くですっ!

   エリス君の大切な物語を、

   保留にしてまで、紹介してもらっているのですから、


   父として、新人の娘をわざわざご紹介いただき、

   感謝100万倍でありますっ!!


   (ごめんね、リンカちゃん。

    オジさん、逆らえないの・・・。


    ムチとか、痛いの無理なのね。)」


ローゼさん(うおーーーっ!!!


      ・・・謎の代打さんの正体は、

      我が父をさえも、ひれ伏す御方ですか。


      エリスさんのリスペクト具合からいたしまして、

      セリスさんのような気もいたしますが、


      考えてもわからない事は、

      そっとしておく方が、無難な気がいたしますし、


      言葉の語尾だけで決め付けるのは、

      ワナへの第一歩な気配が、

      背筋がゾクゾクッ、っとしてなりませんわ。)


 ◇ はい、ローゼさん選んでくださいねっ。

   お待ちかねの選択肢ですぅー。


ローゼさん(ま、待ってませんって!!)



   ☆ 好きなの選んでねっ♪


    → ・ ヒゲのパワーを完全燃焼させ、

        さっさと解決っ!


        (自慢のおヒゲをむしられちゃって、

         もう、ただのおっちゃんになっちゃいます。


         『ヒゲの残りパワー。』= 「95億」 → 「たぶん、1~10」。)


      ・ ローゼさんのナイスバディを、

        リンカさんのと入れ替えちゃいますっ。


        気合でやり遂げますが、

        ローゼさんの成長ボーナスと、

        便利でおいしい、みかんのつくり方の絵本は、

        回収させてもらいますねっ!


        (便利な本の維持、まず無理です。

         なので、誰も到達出来ない、

         極的な、バランスダメダメなダンジョン最深部の、

         箱の景品にでもしときます。


         - 到達条件

            ローゼさん入りPTで、

            一人は「LV 999」を達成している。 -


           ((そんな方、何処にもいないとは思いますが、

             箱飛ばすくらいの芸当は、やってみせますよっ!))


       あと、そのナイスバディの入れ替えには、

       自信ありますので、どうかご安心をッ!!


       逆に気持ちいいくらいに、痛くしませんのでーっ♪)



     ・ 「リンカさんは、新たな冒険へと旅立った!」


        ・・・今までのおうえん、ありがとうございましたっ♪



ローゼさん(か、完全なワナですね・・・。

      選ぶとしたら、私のしかないですよーっ。


      リンカさんが、変な事になっちゃったのは、

      確かに私のミスです。


      ここは、真ん中のを選ぶ以外に、

      あ、ありませんわっ!!)


 ローゼさん、とっても動揺してます。

 でも、決意は固いみたいです。


 本当に、お優しい姫さまになられましたねっ!


ヒゲ「私のヒゲをむしるのだっ、ローゼッ!!

   美少女は、私のヒゲなど遥かに上回る、全て民の宝ッ。


   愛娘とリンカちゃんの未来が約束されるのなら、

   とっとと隠居して、茶でも飲んで暮らすだけの事よォ!!!


   後の国事は、二人に託したぞッ。」


 ヒゲは、いい事言いました。

 さあ、さっさとむしり取って、奇跡を起こしましょうーっ!


 国名も『むさむさ・ヒゲ王国』から、

 『きらめき☆プリンセス王国』とでも、改めちゃいましょうねっ。

 出会いの少ない家臣さんたちも、きっと喜んでくれますって。


 だってほら、姫さま目当てでイケメン冒険者が街に溢れて、

 それに釣られて、ジュース・ミルク完備の出会いの酒場は、

 女子たちで、連日盛況に違いありませんっ♪

 家臣さんも、新たな出会いにココロ、

 ウキウキでしょう!


ローゼさん「天下のお父様が、突然いなくなっちゃったりしたら、

      あんなバカでかい領土を守りきれるわけ、

      ないじゃないですかっ!!

      (ヒゲ王国以外の、銀河を駆ける秘密の領地を含む。

       地球型惑星を持つ太陽系を、ヒゲはこっそり数十と持っています。)


      お父様の高名無くして、

      あのだらしない家臣たちの、ゆっるい国が、

      まとまる訳がありませんっ。


      すぐに、ためぞうさんの友人のホーネル王子に、

      全部いいとこ持っていかれますって。


      彼の意思など関係なく、

      彼の家臣たちが黙っているワケないでしょッ!!」


 ピンポーンッ!

 お見事、大正解ですぅ~。


ヒゲ「何だってーーぇ!!!」


 その未来を見通す力も、(100くらいありそうな)知略も、

 ローゼさん、スペックとーっても高いです。


 さらに今は、その知力を悪戯に使わなくなって、

 優しさ、きゅんきゅん☆ピュアピュア100%になった、

 今のこのローゼさんを、


 何処の覇王が、ほおっておくなんて、

 ありえるでしょーっ。


 そりゃ速攻、国ごと落とされちゃいますねっ。


 ローゼさん☆☆はきっと、

 男性の本気の、心のこもった気持ちを、

 踏みにじったり、あやふやに誤魔化したり、


 そんな事やってのけるテクだけは、

 皆無といって問題なさそうですから☆


ローゼさん「わ、悪かったですねっ!!

      あと、星多すぎですよ。

      ☆ 増やして、リンカさんを引っ張る気ですか?


      選べないんでしたら、

      わ、私が責任取りますので、

      それにして、リンカさんを助けてあげて下さいって。」


 では、ローゼさんをチンクシャで、

 永遠の小学生(見た目。)にして、


 あらゆるマジカル☆ステータスを、

 没収いたしまして、この私のパワーで、

 ステッキ効果を無かった事にしてよろしいでしょーか?



 ◇ 美少女小学生(成長率0%)になりますか?


   → はい。

     いいえ。



ローゼさん「『はい』でッ!!!」


ヒゲ「いかんぞ、絶対いかぁーーーーんッ!!!」



   パリィーーーーーンッ!!



 突如、ローゼさんのマンションのリビングに、

 時空を切り裂くような裂け目が現れ、

 その奥から、何者かが現れますーっ!


謎の男「この世界の将来の為、

    こほん、いや私の為に、

    ローゼさんの未来を失わせるわけには、

    いかぬのだよッ!!」


 謎のヒーローのような格好をした、

 イケメンっぽい、戦隊もののコスプレイヤーは、

 三択の選択肢を、必殺のギャラクシーパンチで、

 無効化しますっ!!


コス男「ふっ・・・、

    これで、私の未来は安泰だ。


    『せりかさん』の依頼を受け、速攻駆け付けたが、

    無事のようで何よりです。


    お騒がせして、申し訳ありませんでしたーっ!


    では、この辺で失礼しま・・・。」


 えっと、カイザーさんですよね?


 コス男「・・・ハハハ、何をご冗談を。


     すみません、勘弁してください。

     大人しく帰って、もう邪魔とかしませんので。」


 はーい、ではまた、

 別の世界でお会いましょうねーっ!!


 ローゼさん「(カ、カイザーさんって、

       もしかして、未来の可能性の一つの、

       将来のためぞうさん!?


       ・・・凄まじいというか、大覇王級の、

       お父様すら上回る、とんでもパワーでしたネ。


       カイザーさん(?)の未来の安泰・・・。

       わ、私が関係しているのですか!


       き、気になって寝不足になるような謎を、

       何気なく残していかないで下さいよっ!!!)」


 きっと、ローゼさんはその疑問のおかげで、

 しばらくは、寝不足の日々が続くでしょうー。


 選択肢と等価のバツゲームとはいきませんが、

 若者の未来とか、青春や募る想いというのは、

 横から見ていて、楽しいものですねっ♪


 しっかりと、邪魔させていただきますーぅ。


ローゼさん「だから、丸聞こえでそういう事を言うのは、

      おやめ下さいってっ!!」


ヒゲ「ハッハッハッ、

   娘の変なファザコンが治って、

   気概ある若者との未来があるのなら、


   ヒゲパパとしては、これ以上に嬉しい事はありませんな。」


ローゼさん(・・・いえ、

      お父様その凛々しいお姿に、胸の奥がドキドキと、

      熱くなるのは、未だ変化はないのですョ。


      異性と接する機会が皆無だったとは言いましても、

      お父様は、天下に覇を唱える事の出来る稀代の大英雄なのです。


      ・・・私、お父様の真のお姿(とても若く、

      優しそうな笑みをお持ちの、

      イケメンランク上位で、美少女にも見えるその優美なお姿。)を、

      知っているから、余計に想いが加速してしまったのです。


      他の殿方との狭間で、確かに揺れているのは否定いたしませんが、

      あちらのお姿だと、私の方が年上に誤解されてしまうのですよっ。


      ・・・はぁ、自分でも、

      自分がややこしいことは、十分理解しております。


      でも、たやすくリンカさんに、

      油揚げをさらわれた後ろ姿など、

      果たして見せられるほど、

      私のハートの方は強くなっているのでしょうか。)


 ローゼさんがお望みでしたら、

 鋼鉄、チタン合金、スーパーセラミック、ウルトラカーボン、

 伝説の盾用の板材などの、強力ハートにアップグレードいたしましょうかー?


 あらゆるダメージにくじけない、

 ノーダメージハートで、問答無用に無双できますよっ!


ローゼさん「そんな、ヒーロー改造はいりませんわっ!!」


ヒゲ「・・・わ、私はしてもらおうかな~。

   ひゅーるるるぅー♪」


 残念! ヒゲの毛のはえたハートは、

 キャンペーン対象外というか、めんどいですっ。


 変に強くなられて、ハーレムモードとか夢持たれちゃうと、

 世界の男女比、もとい、


 もう、あの心優しく、

 ローゼさんと変わらぬ美貌のお妃さまの事、

 すっかりお忘れですかーっ?


ヒゲ「うっ!


   泣いちゃうぞ、ヒゲパパ泣いちゃうからっ!!」


 今回は、ヒゲのターンではないのです。

 いつヒゲのターンが来るかは不明ですが、

 ローゼさんをなんとなく困らせているような感じを、

 ヒゲご自身は、ご理解してらっしゃいますかーっ?


ローゼさん「ぜんぜん、困ってませんよっ!!!」


ヒゲ「・・・ホントに、優しい娘に変わりましたネ。


   ピンチには、いつでも駆けつけるから、

   なんとなく家に戻って、テレビでも見てるね。


   至らぬ娘ですが、どうかよろしくお願い致します。」


 そう言うとヒゲは、

 あさっての方向に丁寧にお辞儀をしてから、

 聖クラウス学園敷地内の、大型船を改装した家へと戻って行きました。


 やっと二人になれましたねっ!


ローゼさん「私は、一人ですよっ!!」


 こうして、ローゼさんの自己紹介から始まった、

 悠久の旅は幕を開けるのでした・・・。


  カチッ・・・。


  タララララ~ラララン♪ タララララ~~~~ン♪

  ラララララァ~ランラン・・・。


ローゼさん「そんな音楽、ラジカセで鳴らしても、

      悠久とか、そんな冒険には行きませんから!!


      なんとか、日帰りでお願いしますーーッ!!!」



 こうして、ローゼさんのお話は、

       『ローゼさん☆☆☆』へと続くのです。


ローゼさん「・・・自己紹介、完結編であることを願います。

      リンカさん、どうかご無事でっ。」


 よろしくやってるらしいですよ♪


ローゼさん「コラーーーーッ!!!」
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3 コメント

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Unknown (ひちゃ@よつみん)
2017-01-25 15:10:33
ご無沙汰してますー。元よつみんでございます。
さてさて、DF2のWin版は立ち消えになってしまいましたが、ため蔵がアレスティルたちと別れてからシークレットになるまでを、自分の解釈で描いた外伝が完成し、本日、Vector様にて公開されましたー!
あのため蔵のノリをかなり再現できたと思っております。
もしよろしければ、ぜひプレイしてみてくださいませーOTL
返信する
Unknown (ひちゃ@よつみん)
2017-01-25 15:11:02
あ、すいません。アドレスはこちらでございまするOTL

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se515070.html
返信する
Unknown (井上 光)
2021-10-13 19:14:55
大変遅レスになっていまい申し訳ないです💦

よつみんさん
いつも、ありがとうございますっ🌈
返信する

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