なんか適当に書くブログのようなもの

意味のないことをつらつらと

野球選手の契約更新を見て

2011-12-29 09:54:27 | インポート

ここ最近は
「成果主義は失敗だった」
って意見が多いけど、例えば野球って
成果主義だけど成功してるよね?

んで、何が違うのかなぁと考えてみた。

まず、評価基準が一般化(公開)されていること
(だからマスコミは「あの選手の今季の成績を考えたら
これくらいの金額だろう」と予想出来る)。
企業の場合は、被評価者ですら評価基準が
さっぱり不明で、そもそも「何を評価しているのか」すら
明確でなかったりする。

ついで、評価者がちゃんとしたプロであること。
だから、面談の時に「君の今期の成績は
打率が○○で、出塁率が××で(以下略)。
チームのために▽▽▽な貢献をしたので、
前回より△△アップの▲▲だ。」
ってちゃんと説明できる。
企業ではこれができない。
だって、評価する側がなんの教育も受けていないため、
知識も経験もまったく無いから。

いや、そもそも
「被評価者が納得するまで説明する」必要性すら
認識していないんじゃないかと。
つまり、「会社側が決めた事に異論を挟ませない」って
認識のまま成果主義を導入したんだろうなぁ。

だから、社員から見たら「評価基準が不明瞭で、
難癖をつけて給料を下げられるだけ」ってことになって、
まるでやる気が増えないんだろうなぁ。
野球と違って。