オレオレが心の隙間埋めに来る

〈町の広報誌・川柳コーナー入選作〉
「隙間」というテーマでの募集であった。
テーマものは案外難しい。
「隙間風」「心の隙間」あたりしか思いつかないが末席に引っ掛かった。。
割と純粋なクラシック川柳にも挑戦してみよう。
川柳ではなく警察のキャンペーン標語みたいだと、友人からメールがあった。
そういえばその通りだったか（笑）
写真は仙台の夜景。

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美人鍋何かと聞けばコラーゲン

〈毎日新聞万能川柳・入選作〉
「美人鍋」というのが大衆居酒屋のメニューにあった。
聞いたら「コラーゲン鍋」の呼び名を「美人鍋」に変えたら売上げが伸びたとのこと。
つまらないネタかと思ったがラッキーだった。
「パンプキンパイ」「キャロットケーキ」などと名前を変えたらよく売れたという話も聞く。
要は発想の転換か。

【英さん。の予想はよそう】
今年最初の重賞「中山金杯」は超高齢馬の多い難解なレース。
あまり悩まない方がいい。
正月だから「富士」から入ろう。

①アドマイヤフジ
②オペラブラーボ
③ダイワワイルドボア
⑧シャドウゲイト
⑬グラスボンバー

いつものように３連複５頭ボックス１０通り。
予想紙は全く無視のポリシーにつき、信じないように。
Good Luck ！

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歌の題何だっけあの大衣裳

〈万能川柳（没句）〉
大晦日恒例の紅白歌合戦。写真はテレビを撮影。
最近は、老若男女あらゆる層に受け入れてもらおうと、ＮＨＫも大分苦労しているようだ。
紅白も、昔は「合戦」の名のとおり対決色が鮮明に出ていたが、それも全く淡くなっている。
それはそれで時代の流れだろう。
ところで例の二人の衣裳対決。
これも賛否両論があるが、プロ野球のビール掛けと同じく、私は平和でいいことだと思う。
しかし、元旦に目覚めた時、衣裳は覚えているが、歌の題名と歌詞がどうだったのか、全く思い出せないのは何故だろう。
「あなたの他に何もいらない」恐いフレーズだ。

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チャンスだと言ってピンチになった知事

〈毎日新聞・万能川柳〉
万能川柳は、よく時事ネタ特集がある。
例の知事のチャンス発言をネタにする時、先ず浮かぶのはピンチ。
誰でも考えるだろうから類句が殺到したであろう。
時事ネタはスピード勝負である。
ラッキーだった。
総理ネタも早く出さないと辞めてしまうことがある（笑）
♪ピンチピンチ チャンスチャンス ランランラン♪

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美女だから口づけをした王子様

〈毎日新聞・万能川柳〉
写真は先日の忘年会で私に回って来たビンゴカード。
見ていたらこの句を思い出した。
早いもので、投稿を始めてから約７年になる。
最初の頃に秀逸をいただいた作品だ。
自分の句で一番好きな作品は？と聞かれたら、今のところ迷わずこれを上げる。
王子様ネタも大分出した。
「王子様その口づけは犯罪よ（万能川柳）」
思えばフィリップ王子もいろいろな罪を犯している。
不法侵入、器物損壊、迷惑防止条例違反、等々・・・
いや、緊急避難の要素もあるか。

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路地裏にネコが寝転ぶ国がいい

〈毎日新聞・万能川柳〉
平和とは何かを考えました。
写真は縁あって我が家に舞い込んだ捨て猫「ルル」です。
以来ずっと家猫で、路地裏どころか外の世界は知りません。
自分では人間だと思っているようです。
ただ今女盛りの６才。
キラキラ光る目に、時折見せる哀愁。

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宴会に無礼講などないと知る

〈毎日新聞・万能川柳〉
秋深くなった今日この頃、忘年会の日程が気になる季節でもある。
宴会の場では「それでは本日は無礼講で～」などとよく言う。
大いに飲んで大いに語るのが宴会だが、ちょっとした注意も必要だ。
上司にとっては、人物評価と身上把握の絶好の場所でもある。
そして何よりも、中には冗談を解すセンスのないヤツが必ずいるから困ったものだ。
しかし、それらの中で、うまく立ち回るテクニックを見つける場でもあるのだ。
ところで内輪ネタだが、さいたま市の某神社を参拝すると即効性がある。

【英さん。の予想はよそう】
秋のＧⅠシリーズ、今日は天皇賞。
「ここの予想を外せば当たるそんな噂も出ています」
懲りもせず、３連複５頭ボックス清き一票。

②ディープスカイ
⑤サクラメガワンダー
⑨アドマイヤフジ
⑭ウォッカ
⑰ドリームジャーニー

Good Luck ！

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街の声銀座新宿だけじゃない

〈毎日新聞・万能川柳〉
原油高から波及した食料品を始めとした物価高。
そんなのはほんのプロローグだった。
毒ギョーザ、メタミドホス、メラミン。
卵焼きも、まんじゅうも、グラタンも食えなくなりそうだ。
そして、マスコミが一体となって盛り上げた、五人囃子の茶番劇。
何かあるたびに「街の声を聞いてみました」と来る。
おいおい、東京だけが街の声かよ。
地方都市、そして農免道路を行く人の声も聞いてくれ。
それにしても人間はたくましい。
そんな食品は、前から食わされていたはずなのに・・・
「健康に影響はない」と謝罪する社長がいた（怒）
写真は、霧のかかる某地方都市の県庁と、某携帯電話会社のビル。

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女子アナの私が上という目線

〈毎日新聞・万能川柳〉
女子アナネタはよく投稿しているが、これも何度かリニューアル、再チャレンジした作品である。
６月２７日の投函。やはり２ヶ月ほどかかった。
自分では面白いと思っていたので満足満足。
写真は、句とは関係ないが「雨に煙る田舎の駅」
山形県長井市の「今泉」という駅の連絡通路から。
向こうに見える列車は「出ていく列車」か「入ってくる」列車か。
どちらに見えるかで、ある程度性格がわかる。

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八代亜紀あぶったイカも高くなり

〈毎日新聞・万能川柳〉
ぬるめの燗、あぶったイカにマヨネーズをつけて、というのが最高。
しかし、イカもマヨネーズも高くなった。
というよりも、品物があるうちはいいと思うべきか。
イカで「いい」などと言ってられない時代が来るかもしれない。

右下は１００円で５枚入りの剣先スルメイカ。
左はゆで卵満載のドライカレー。娘の作。
物価の優等生と言われた卵も、劣等生に転落の危機を迎えている。

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