マスターズGCレディース第2日、初日33位で出た有村智恵選手(19)が6バーディー、ボギーなしでなんと自己ベストスコアの66をマークし、通算成績を2アンダーとし、首位の上田桃子選手に2打差の4位と急浮上を果たした。
有村選手は、今年、男子賞金ランク1位の谷口徹選手の助言を受け、パターをマレット型からピン型に変更しているのだが、その変更が開花した形だ。
実は4アンダーで首位の上田桃子選手(21)は小学生時代からの幼馴染でお姉さん的な存在で、同じ熊本出身の二人は、小学生時代から試合会場などでよく一緒になる中で、家族ぐるみの付き合いがあるのだそうだ。
また、有村選手にとって、桃子選手は同じ熊本出身以上の特別な思いがあるという。
2006年8月に、プロテストに合格した時、いち早く電話でお祝いしてくれたのも桃子選手だったという。
デビュー戦となった06年8月の「ヨネックスレディス」で予選落ちし、ロッカーで涙した時に、肩をそっと叩いて無言のエールをくれたのも桃子選手だったというのだ。
上田桃子選手はブログなどでとかく叩かれがちだが、本当はこうした優しい一人の女の子だ。筆者が桃子ファンなのもこうした点にある。
今日の最終ラウンド!桃子!優勝や!