三東投手らに戦力外通告

　タイガースは、昨日、三東洋投手（２８）、田村領平投手（２３）、水落暢明投手（２２）、大橋雅法捕手（２１）に戦力外を通告した。
　なお、田村投手、大橋捕手は現役続行を希望しているそうだ。
　また三東投手、水落投手は球界から離れる見通しが強いと見られる。

　沼沢球団本部長は「プロの世界ですから、しようがない。（通告の）第２弾は未定です。日本シリーズ終了後までに何らかの動きがある可能性は否定しません。大学生・社会人ドラフトとの関連です」とさらなる戦力外通告があることを示唆したそうだがさびしい限りだ。

　特に三東投手は２年目の０４年に後半戦だけで５勝を挙げ、筆者も期待していた左腕だった。
　しかし２００４年のオフに左肩の痛みを訴え、２００５年に手術した。
　昨秋から本格的に投球練習を再開し、今季こそ井川投手の穴を埋める有力候補と期待されていたが、春季キャンプの紅白戦でまたも左肩痛が再発していた。
　結局、その後、１度もマウンドに上がることなくシーズンを終え、ユニホームを脱ぐことになったという。
　沼沢球団本部長は「期待していたが、今年もダメだったので判断した。貴重な左腕で、いい選手だったが、仕方ない。次のスタートを早く切らせてあげたいと思った」と残念そうに語ったという。

　これからの彼らの人生に幸多かれと願いたい！