大相撲の技巧派大関、栃東関(30)=本名・志賀太祐、東京都出身、玉ノ井部屋=が高血圧など体調面の不安により現役を引退することが分かった。
7日に記者会見を開き、正式発表する予定だという。
栃東関は8度目のかど番だった3月の春場所を勝ち越した後に頭痛を訴えて12日目から休場していた。
数カ所の病院で精密検査を受け、高血圧に加え、過去に脳梗塞を患っていたことも判明した。
関係者によれば、夏場所(13日初日、両国国技館)を前に再起への道を探っていたが、不安が消えないことから現役続行を断念したという。
栃東関は師匠の玉ノ井親方(元関脇栃東)の二男で、1994年九州場所で初土俵を踏んだ。
技能賞7度の巧みなおっつけ、はず押しを武器に2001年九州場所後に大関に昇進した。
2度大関から転落したが2度とも返り咲き、先場所まで通算30場所務めた。
これまでの優勝は3回だった。
今後は大関が引退後3年間は現役名のまま親方として相撲協会に在籍できる制度により、年寄「栃東」として玉ノ井部屋で後進の指導に当たるという。
7日に記者会見を開き、正式発表する予定だという。
栃東関は8度目のかど番だった3月の春場所を勝ち越した後に頭痛を訴えて12日目から休場していた。
数カ所の病院で精密検査を受け、高血圧に加え、過去に脳梗塞を患っていたことも判明した。
関係者によれば、夏場所(13日初日、両国国技館)を前に再起への道を探っていたが、不安が消えないことから現役続行を断念したという。
栃東関は師匠の玉ノ井親方(元関脇栃東)の二男で、1994年九州場所で初土俵を踏んだ。
技能賞7度の巧みなおっつけ、はず押しを武器に2001年九州場所後に大関に昇進した。
2度大関から転落したが2度とも返り咲き、先場所まで通算30場所務めた。
これまでの優勝は3回だった。
今後は大関が引退後3年間は現役名のまま親方として相撲協会に在籍できる制度により、年寄「栃東」として玉ノ井部屋で後進の指導に当たるという。