野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

ヒレンジャク三昧

2007年03月17日 | 鳥見記録
 今日も先週と同じカワセミポイントで待機しましたがオオジュリンの良いのが撮れたのと、外来生物のヌートリアを撮ったぐらいで、本命のカワセミは遠くで御挨拶した程度でした。

 10時過ぎに帰宅して裏庭の木瓜メジロを待っていると見慣れない飛び姿を見つけ前庭の方を見てみると、30羽ほどのヒレンジャクの群れが電線にとまっていました。

 その群れが一斉に私の庭のモチの木に降りてきました。目当ては沢山の赤い実です。いつもはヒヨドリが縄張りを守っているのですが多勢に無勢のようで、ヒレンジャクの天下です。
 私はベランダから64や328でのぞいたりしますが、その度に群れは驚いて近くの電線に避難します。
 考えた末、2階の出窓から観察し群れが降り立ったら窓を少し開けて328に1.4テレコンで撮ることにしました。

 群れは、ほんの少し赤い実をついばむと突然一斉に飛び立ち近くの電線に駐まったかと思うと何処かへ飛び去り、またしばらくすると何処からともなく突然モチの木に舞い降りてきます。

 そんな繰り返しで、私は昼食もそこそこに出窓で待機、何とか赤い実をついばむところを撮ることができました。

 裏庭にも木瓜の花目当てにメジロが来ます。こちらも、この時期だけの大切な被写体ですから、私は2階の部屋を行ったり来たりして両方を撮りまくりました。

 一方でパソコンに撮った画像を移し替えて編集しながら、更に前庭と裏庭を見張りつつ、被写体が来るとカメラを持って撮り続け、気がつけば夕方6時前です。

 もうヒレンジャクの群れは来ないだろうと片づけ始めるとバタバタとヒレンジャクがモチの木に降り立ちました。もう木の上の方には赤い実は残っていません。ヒレンジャクも次第に木下の方の実を食べ始めています。

 まだ少し実は残っていましたが、例のごとく群れは突然飛び去って、私も窓を閉めカーテンを閉めて終わりにしました。
 それにしても、こんな経験は初めてです。数年前に近くの電線にとまった大きな群れを見たことは数度ありましたが、自分の前庭のモチの木の赤い実を食べに来たのは初めてで、しかも数mの近さで半日以上撮り続けることができるなんて、滅多に経験できない幸運でした。おかげで在庫が山のようにできました。

最新の画像もっと見る