今週はセイタカシギを求めて知人から教えてもらったポイントへ土日ともプチ遠出しましたが、全く出会えずシャッターを押す機会もありませんでした。
そこで、チュニジアへ長期出張している職場の友人の便りを紹介します。彼はバッドウォッチャーで鳥撮りではありませんが記録として時々撮るそうで、この度解説付きでメール送信がありました。
6月といってももう40度を超える暑さの、ここチュニス市の空を我が物顔に飛び交っているのは、アマツバメの群れです。ブーメランのようにすっきりと伸びた翼を拡げ、時に素早く旋回しながら、かなり高い上空からアパートの軒先近くまで悠々と、力強く飛んでいます。
この暑さに早々に立ち去ったツバメを後目に、今もチュニスの空を支配しているこのアマツバメ、チュニジアには「ヨーロッパアマツバメApus apus」と「ウスアマツバメApus pailidus」の2種類います。この2種類はとても似ていて、大きさ、形ともほぼ同じ、ただウスアマツバメの方が少し色が薄い程度とのことです。
チュニス市でごく普通に見かける鳥なのですが、私にはその区別は正直言ってできません。写真にも撮ってみたのですが、とても動きが早く、上手く撮れませんでした。羽の裏側が少し薄い感じなので「ウスアマツバメ」?とも思いますが、光りの加減かもしれませんし、自信はありません。
ところで一月ほど前、友人から「コウモリみたいな鳥がオフィスに飛び込んできたのだけれど、なんていう鳥なのだろうか」というメールが、写真と共に送られてきました。彼が勤めている事務所に、ある日突然飛び込んできたそうです。
なにを間違って飛び込んだのか、事務所の人間もビックリ、その鳥もビックリしたことでしょう。飛び回ってぐったりしたところを捕まえて、記念写真を撮ったそうです。捕まえたとき、とても力が強い、と感じたそうです。
昼間にコウモリが飛んでいるはずはないので、おそらくそうかなと思いましたが、やはりアマツバメでした。
顔つきや拡げた羽、鉤のような爪が力強さを感じさせます。さすが、日がな空を飛び交っている鳥のパワーを感じます。色が黒っぽい感じなのでヨーロッパアマツバメでしょうか。やはり自信はありません。
このほか、ツバメの仲間では「ニシイワツバメDelichon urbica」を見かけます。アパートの軒先に巣を作っています。高速道路のサービスエリアに巣を作っていた姿を送りました。子育て中なのでしょう、頻繁に餌を運んでいました。
今日は、アマツバメ、ツバメの仲間でした。(鳥の名前等、間違えがありましたらお教え下さい)
私も時々の野鳥写真を添付して送っていますが、今回は写真も素晴らしいですが(?)説明文がすばらしいと返信しました。