いつもの休耕田に行くと、遠でムナグロのペア(?)がくつろいでいました。その中の1羽は、まだ胸元から腹にかけて黒さが残っています。
黒い方の1羽が鳴くと、何処かで同じ様な鳴き声がして、しばらく鳴き交わしてから、突然同じ大きさで体型の鳥が降り立ちました。
黄色地に黒の斑点も鮮やかな貴公子然とした出で立ちです。最初は少し離れた処に降り立ったのですが、次第に2羽の方に近づいてきます。そして、比較的黒くない1羽の傍まで来ました。
身体の色合いから、最初は全く別の鳥かとも思ったのですが、どうも貴公子がムナグロの若のようです。親子でしょうか?
しばらく一緒にいましたが、突然黒っぽい方の1羽が若を追い出しにかかり、飛び立った若を追尾して追いかけていきました。残った1羽は何ごともなかったようにくつろいでいました。
思うに、最初の2羽は夫婦でも若は子供、雄親の黒っほい1羽が親離れしろと若を追い出したのではないでしょうか。
それにしても、いまも貴公子然とした若の色鮮やかな色彩がまぶたに残っています。