野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

キジの親子

2006年09月17日 | 鳥見記録

 以前バンの親子を撮った処でキジの親子を撮ることができました。
 場所は田圃の間の小さな水路際の土手で両側は刈り取り間際の稲がたわわに実っています。

 通りがかりに雌キジを見つけて車をバックで近づけ撮影の準備をしていると助手席側からドンドン近づいてきてファインダーに収まり切らなくりました。

 そして車の運転席側に移動してきました。最初は雌キジだけだと思ったのですが、周りを気にしながら移動しています。そのうち1羽のヒナ鳥が姿を見せました。雄キジは見あたりません、雌キジが1羽で育てるようですね。

 大きさは親鳥の五分の一程度でしょうか、クチバシも小さくて可愛らしいです。親鳥につかず離れず雑草に隠れて移動しています。時折、親鳥と同じように立ち止まって姿を現します。

 親鳥もヒナ鳥を遊ばしているのか、周囲に警戒はしているものの時々うずくまって休憩します。「やれやれ、どっこいしょ!」といった感じです。近くに同じように休むヒナ鳥の顔も見えます。

 ヒナ鳥は1羽だけかと思っていると、警戒心が強いもう1羽いました。2羽で性格が異なるようで、慎重派と冒険派がいるようです。子供同士や親子の2ショットを狙ったのですが、雑草に邪魔されて中々撮れません。やっと撮れた1枚です。

 警戒心が強く、中々撮れませんでしたが、これがヒナ鳥の全身像です。

 親子はのんびりと羽繕いをしながら休憩していましたが、折悪しく農道の道普請とのことで近くの農家の人々が大挙して現れ、私もキジ親子も追い出されてしまいました。

 今年はキジ三昧というほど沢山撮らせてもらい、こんな小さなヒナ鳥まで撮ることができました。昨年は親離れした3羽の幼鳥をとったことはありますが、こんな小さな可愛いヒナ鳥は初めて。どうぞ無事に成鳥しますように!