野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

12月4日 久しぶりの雨 タシギ

2005年12月04日 | 鳥見記録
 午前7時過ぎの鳥撮り出撃直前に小雨がぱらつき始めました。でも今更中止することもできずいつものポイントへ、薄暗く鳥の姿はカラスだけです。いつものチョウゲンボウも姿はありません。
 あきらめて帰ろうと水路寄りのUターンポイントへ、最初の頃は、ここでカワセミを撮っていたのですが今は下流で撮っています。ふと川辺を見ると5m程の距離でタシギが2羽餌を捕っています。雨の中急いでロクヨンを構えて撮りました。

深く泥の中に長いクチバシを突っ込んで餌を探します。

その内タシギが上流へ移動し撮りにくくなったので急いで対岸へ移動し窓にウインドウマウントをセットしレンズをビニールで覆って撮りました。たびたび2羽は同じ姿勢で動かなくなります、そうすると保護色で目を離すと見失います。

背中だけだと落ち葉のようです、私は何故かウミガメの甲羅を連想しました。

 体色が若干黒い1羽が水浴びを始めました。
羽ばたくのですが暗くてSSが上がらずボケるだけです。SSが上がれば良いのが撮れたのに残念!

雨がひどくなり水滴が車中にしたたり落ちてきます。
タオルで拭き拭き撮り、動かなくなるとレンズを引っ込め窓を閉めて待ちます。せっかく自作したデジスコアダプターのテストもすることができました、でも休憩中はよい被写体ですが、餌を採りはじめるとチョコマカと動くので難しい被写体です。
デジスコ ×30 自作アダプター ワイド端

デジスコ ×30 自作アダプター テレ側

もう一枚デジスコです。

 2羽の違いです。ペアか親子かと思っていたのですが途中で黒っぽい1羽は姿が見えなくなりました。これが白っぽい方です。

 そして、これが黒っぽい方です。白い方に比べ羽の油が少なく水をはじきにくいようです。

他の1羽は長いクチバシを羽に埋めて休憩します、でも目はつぶりません。

4~5mの距離で2時間ほど相対していました。途中でクサシギが下流に舞い降りました。そして残った1羽が水浴びを始めると

チョッカイを出すように直ぐ側まで来て水飛沫を上げました。

私がカメラを構えているのに気付いて飛び去りました。
何だか私がタシギの休息を見守っているようでした。
昼近くになったのでタシギに心でお礼を言って引き上げることにしました。水拭きに使ったタオルは絞れば水滴が落ちるほどになっていました。