こんなに。
仕事場の厨房を片付けていたら、包丁がこんなに出てきた。
かつては今より職員もいっぱいいて、一時は昼食を提供したりしていたから、そのころの置き土産だろう。
上から、鋼付けの出刃、鋼付けの刺身、総鋼の牛刀、ステンレスの三徳っぽい牛刀。
刃は錆びてる上に、鋸みたいにボロボロ。
こりゃひどい。
一応砥いではみたが、洋包丁は簡単に直せたものの、和包丁の2本はなまじ本職用とみえて、焼きがものすごく硬い。
刃こぼれな上に丸刃に研がれてしまっているので、ダイヤモンドヤスリで刃こぼれのラインまで削るのも一苦労だ。
きちんとやるとこれだけで3日くらい潰れそうだったので、もう本職が使うわけでないし、程々でよしとしてもらったけどな。