午前中 毎日開いていたが このところ開かない
妻は アルツハイマー病で老健に入所しています
要介護5 全介助 声は発しません
施設内では最重度かもしれません
3日に1度 夕食の介助に通っています
私を認識出来ているのか否かは ほんの少しは記憶にあるようだとしか言えません
いつも食後 車椅子で遣ってくる80歳代の男性入所者さんがいます
切り出す言葉は決まって 「 あんたの事分ってるのかい? 」 です
私は 「 何でも分かっているよ! 」 と答えてます
実は確信はもてませんが・・・・??
分かっているが声は出せないし 表情で表わすにも表わす力が弱いから
と自分で納得してます
この入所者さんが毎日見ていて 「 妻は何にもわからない状態だと認めている 」と言う
ことになります
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息子1人 孫2人 たまに面会に行きますが 全く記憶が消えてます
記憶が消えてしまったので2度と思い出せないと私は思うのです
私のことは まだ記憶にあります
記憶が1度でも途切れると2度と戻らないと そう思うのです
現在は自分の兄弟 自分の子 孫 完全に記憶にありません
数か月前のことです
実姉が亡くなった時 解かれば何か表情に変化が現れるかと
細心の注意を払って ゆっくりと 耳元で語りましたが全然表情は変わらなかった
間を置いてもう1度試したが同じだった
今となっては回復は絶望的です
いつまでも今残っている記憶が消えないことを願ってます
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6年前の介護体験記に 「 いつまでも笑顔で 」 というタイトルを付けました
今 介護体験を書くとしたら 「いつまでも忘れないで 」 と付けます