妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

「認知症」 ごはんの食べ方が分かりません

2012-11-19 22:15:43 | アルツハイマー型認知症

昨日撮ったサツキです。 いつまで咲いているのか観察します。

今朝は 最低気温-1度となってますが昨日より暖かいです。

昨日は風が強かったせいです。


施設に妻の夕食の介助に行ってきました。

夕食介助で思ったこと・・・。

いつものようにテーブルを8人の入所者さんが囲んで夕食を待っていた。

妻の正面に立ってみた。


きょうは私を直ぐに認識して 声は発しなかったが口を少し開いて笑顔を見せたのです!!

今までの体験では いつもその日限りで、しばらく何日間も無表情で目は虚ろ状態が続きます。

8人の入所者さんの内、食事の全介助は妻だけです。

手は使わないのです。(使えない訳ではないのです)


私は思います。

箸 スプーン を使って食べるということが 頭から完全に消えてしまったのではと思う。


これが せんべい とか カステラ を見るとこれは手に持って食べるものだと、頭の何処かに

記憶されていて これを見て条件反射で手に持って食べるのだと考えられます。


つい最近の出来事の せんべい を手に持って しかも いかにも美味しそうに無心で食べている

動画があります。


これを見ると 「食事は全介助です」 と言われても信じられないと思う!?


これが認知症だと思う。

認知症症状は理屈はいりません。

個々の症状の対応の仕方を知りたいのです。