老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1437;めぐる季節のなかで

2020-03-06 16:12:34 | 歌は世につれ・・・・

めぐる季節のなかで

松山千春が歌う『めぐる季節のなかで』
歌詞の最後に

めぐる季節のなかで
貴方は何を見ているだろう


日本の中で雪が降る処ほど
春夏秋冬の四季がはっきりしている

冬の季節、大雪が降り積もると大変だけれども
厳しい自然に晒されながら
そこに生きる人間がいる

春は生命溢れる季節
土のなかから虫たちも這い出し
路傍は名も知れぬ花が咲く

夏は暑さと脱水症を乗り越えた老人は
紅葉という美しい風景に再会する

紅葉は美しい自然の絵画であるけれど
木々にとっては葉を色付かせ 
そして落ち葉となって散って逝く

めぐる季節のなかで
老人は何を見ているのだろう
老人は何を想うのだろう

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