めぐる季節のなかで
松山千春が歌う『めぐる季節のなかで』
歌詞の最後に
めぐる季節のなかで
貴方は何を見ているだろう
日本の中で雪が降る処ほど
春夏秋冬の四季がはっきりしている
冬の季節、大雪が降り積もると大変だけれども
厳しい自然に晒されながら
そこに生きる人間がいる
春は生命溢れる季節
土のなかから虫たちも這い出し
路傍は名も知れぬ花が咲く
夏は暑さと脱水症を乗り越えた老人は
紅葉という美しい風景に再会する
紅葉は美しい自然の絵画であるけれど
木々にとっては葉を色付かせ
そして落ち葉となって散って逝く
めぐる季節のなかで
老人は何を見ているのだろう
老人は何を想うのだろう
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