横須賀市久里浜 ピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」のブログ

神奈川県横須賀市久里浜のピアノ教室。
ピアノを通して 子どもたちの心の成長や
アトリエでの様子をお届けしています。

アトリエに集まる子ども達

2020年08月28日 | ピアノ
横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
   教室ブログへ ようこそ

ただいま、アトリエでは 若干名ですが
秋の新規生徒さんを募集中です

            
入会ご希望の方は、アトリエ・ホームページのお問い合わせフォームより
まずは、体験レッスンをお申し込みくださいませ



アトリエに集まってくる子ども達は、
お話好きなお子さん、話がやや苦手なお子さん、外遊びなど運動が得意なお子さん、
読書をしたり、おままごと、絵を描くのが得意なお子さんがいて、
レッスンの中で、日常の出来事を私に教えてくれたり、
自分が作った(書いた、読んだ)ものを持ってきてくれたりします。

ピアノの前に座ってからがレッスンスタートではなく
教室の玄関を入ってきたときからが、
私のカメラセンサーが動きだし、観察が始まります

先日、ある中学生がレッスンに来るなり
「先生~、もうどうしよう・・」の一言から始まり
引退間近の部活の事、9月の体育祭で担当することになった委員のこと、そして
目に前に迫っている前期期末試験のこと、
困っていることから、嬉しいんだか何だかわからない(本人談)ことまで
「まだ、お母さんにも話せていない」と言いつつ、片っ端から話してくれました

「色んな事がいっぺんに自分にふりかかってきてる感じ?
 自分がイメージしていたことと違う方向へ動きだしてるものもあるんだね」

「そうなんです、どうしたらいいのかわからなくて・・・」

もう、こうなると大切なレッスン時間を少し削ってでも
思考整理しようねって、話になり。

優先順位や自分でコントロールできる事とできない事を分け
「〇〇の事はさぁ、あなたの身近に とっても得意な人がいるじゃん!」

「あぁっ! そうだ!」
   まぁ、この時の生徒ちゃんの明るい顔ったら(笑)

よしよし、と、目出度く心が軽くなったところで レッスン開始

といっても、受験生なので十分に練習ができているわけではない
それでも、レッスンは休みたくない、辞めたくないと
足を運んでくる生徒ちゃん。 可愛いじゃないの、本当に。
だから、生活まるごと応援したくなる。


ある日に来た小学生は、ここのところお母さまが多忙で
放課後もお迎えに来てもらうまでお家に帰れないため 
練習時間が十分に取れない日が 長く続いた。

レッスンは休むことなく 通ってくれるけれど
レッスン中は
「練習できてないから、なんだかもやもや」な状態が見え隠れ

自分の中で「うまく弾けていない」ことが気にかかっている。
まだどうしても、そこの優先順位が高いんだろうな。 
でも、それを言うのも気がひけるのか、他の話はするけれど
綺麗にオブラートに包んでしまおうとしていた。

そこで、
「ねぇ、お母さんはさ、とっても忙しかったし大変だったじゃない?」
と、ちょっとある提案をしてみた。

すると、あーでもない、こーでもないと話に乗ってきた
よしよし、それでいいんだよ。
体裁を繕う(そんな意識はないけれど)よりも、
今、できることを やろう!ということさ。

うん、ほんと、アトリエに集まる子ども達は、愛らしい。

さて、今日もレッスンが始まります。楽しみっ!

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