各地に大きな爪痕を残した台風18号。
被害に遭われた地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
私の住む地域は、大きな被害は無かったものの
海が近いので、台風が去ったあとは、
窓、ベランダの手すりなど、シオ、砂でザラザラ。
朝から、せっせと拭き掃除をしましたよ。
さて昨日、私を奮起させる出来事があった。
外出先でバッタリお会いした生徒のお母様。
ここのところのお家での練習状況をお話ししてくださった。
発表会が終わって、また、子どもの練習に
どうしても口出しして、バトルが増えてきたと。
そう、お子さんとバトルになるのは、避けたいと
思っていても、感情的になって暴走しまいがち。
「泣かしてしまいました。これでは、また以前の
繰り返しになると。」
ここまでは、よくありがちなお家練習でのお悩み。
わかります、本当に。
毎度毎度、親子バトルが勃発すると、この負の
スパイラルから脱出したくて
つい「もう、ピアノなんてやめなさい!」と
言ってしまう。 お母さんも苦しいんですよね。
ところが、そうではなく
「先生、この状況では、あの子が自分で楽譜を読んで弾く
ということがいつまでたってもできなくなります。
曲はこのくらい進んでほしい・・・という
私の気持ちは封印して、ここでリトミックからでも
いいですから、リズムをしっかり鍛えてください!」
おぉ~~~~! リズム、ソルフェージュを重視してくださるとは。
お母様から、曲の進度をストップさせる承諾を得たので
帰宅後、リズムトレーニングの楽譜も作り、
また違う切り口でレッスンを進めていくことに。
さすがだね、「お母さん」って。
バトルになっても、道を遮断するのではなく
お子さんが一歩でも前へ歩んでいけるように考えて
お話ししてくださったこと。
感謝しながら、今日もレッスンスタートです。
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