コーディーのアメリカンライフ

のどかな毎日ながら、何かしら驚きや笑いがあるものです。
帰国子女としての毎日、弟ジャスティンの成長をお届けします。

学芸会とお葬式

2010年12月04日 | コーディーライフ
今日は、学芸会でした。
ボク達3年生は、「ぞう列車がやってきた」という劇をやりました。

上野動物園の「かわいそうなゾウ」のお話は有名ですが、名古屋の
東山動物園でも同じことが起きたのですが、2匹のゾウは戦争が終わるまで
生き残りました。そのゾウを見ようと、日本全国から列車を走らせることに
なった実際のお話がもとになっています。

ボクは、殺されてしまうトラの役と、ナレーター&歌、そして振付を担当しました。

実は、このゾウ達を生かそうと尽力されたのが、ボクの学園の創始者の息子さんでした。
ボク達は、当時そういう優しい気持ちの方がおられてよかったと思いました。

大成功の学芸会を終えて、ボクは、パパとママとジャスティンと、そして
学校に来ていたマックスと一緒にお寺へ行きました。

ボクは、マックスを燃やしてしまうのに最後の最後まで反対したのですが、
ママに説得され、いつも一緒にいれるようにマックスの骨を入れる
キーホルダーを買ってもらって、ランドセルにつけることで納得しました。

2時間くらいして、本当に真っ白な骨を見た時は、めまいがして、
涙もあふれてきて、ママに抱きついてしまいました。
骨を見るのは初めてだったし、本当にマックスの体がなくなって
しまったことがとてもショックでした。

係の人が、これは「頭の骨、のど仏、背骨、前足、後ろ足、尻尾……」
と丁寧に説明してくれました。尻尾や足の指の骨まであって驚きました。
ボクは、尻尾の骨をキーホルダーに入れてもらいました。

とてもさみしい思いでしたが、また生まれ変わってくると聞いて安心しました。
マックス、今度は何に生まれ変わるんだろうか? また会いたいな。