緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

有田町の自然里山散策 南原~広瀬山 2016.2.14

2016-02-14 13:30:24 | 日記
十区七山、江戸時代から泉山の陶石を原料として伝統的な有田焼を焼いてきたところという歴史的な意味を持つ【 十区七山 】1924年(大正13)、泉山磁石場組合は有田町(泉山区・中樽区・上幸平区・大樽区・本幸平区・中野原区・白川区・赤絵町区・稗古場区・岩谷川内区)の十区と、有田村の外尾山・応法山・黒牟田山、曲川村の南川原山、大山村の広瀬山、大川内村の一ノ瀬山、大川内山の七山のほかは泉山の陶石を使用してはならないと決めたようです。「山」というのは、「焼き物を作るところ」という意味です。磁器の原料となる陶石は、江戸時代の後半までは日本中でただ一か所、有田町泉山の磁石場だけから掘られていました。そこで佐賀藩は、有田の焼き物産業を財源と考え、陶石がほかの土地へ運び出されないようきびしく取り締まり、窯焼きの人数や窯場の地域を限定しました。そんな中でも陶石を持ち出す盗人が現れ、処刑された話もあります。広瀬山は黒髪山竜門登山口がある集落です。今でも煙突が象徴的な歴史を感じる様相です。 . . . 本文を読む
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