緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

黒髪山系 金山岳~蓮花石山縦走 佐賀勤労者山岳会

2011-11-20 18:07:49 | 佐賀労山月例山行
雨降る週末からやっと解放された気がします今日、日曜日は所属する佐賀勤労者山岳会(技術部)企画の山行が組まれていました。目指すは有田町の金山岳、有田町と言えば陶器の町ですよね、ところが昔 1624年(寛永1年)~1644年の20年間、江戸時代の有田にゴールドラッシュの一時期があったことをご存じでしょうか。この採掘に携わった人数が600程と言われています。今でも山の斜面には採掘跡がそのまま残されていると言われていますが、この金山岳(352.3m)登ったことがありませんでした。李参平(金ヶ江三兵衛)さんと時代を合わせると参平さんが有田(当時は田中村)へ鍋島直茂の重臣、多久安順(ヤストシ)がいた多久領から移り住んで、初めて形が整った白い肌の磁器を焼きあげたのが、1616年だと言われています。約395年程前のことですが、そんな磁器が焼き上がり、焼き物が芽生えたころとほぼ同時期のゴールドラッシュだったと想像します。その金山岳から今日は隣の蓮花石山への縦走です。縦走ができるとは今まで聞いたことありませんでした。蓮花石山は有田町のアンテナ塔、テレビ、FMラジオの電波塔がある山です。初日の出もそうですが、何度となく登った山です。蓮花石山は知っていても金山岳へは山道もなく、これまでつながった山と言う自覚はありませんでしたので、楽しみな山行です。 . . . 本文を読む
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