見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
なかなかにしっかりした作りで見応えありました!
ホラーかと思いきや、サイコサスペンス的な感じでしたね。ざっくりジャンルで説明するとそんな感じ。
見る前はオカルトホラー系なのかと思ってたけど、いい意味で裏切られたし、作中の展開も「そっちに舵を切るのか!」って感じで、こちらもいい意味で裏切られました。
実験についての経緯とか説明については、「突っ込み所かな?」って思ったけど、謎の液体と催眠(洗脳?)器具のほうがその対象でした。
「記憶の接ぎ木」とでも言うべき実験内容は、個人的にはめちゃくちゃ深い内容で、何ならもう色んな学者や医療関係者が研究してるんじゃないかと思ってるんですが、実際のところどうなんでしょう。
「忘れた記憶を思い出す」っていうことは実際にあることだと思うんですけど、「意図的に記憶を消して、違う記憶を上書きする」ってできるのかな。
あと、結局のところ「記憶のフラッシュバック」ってどういう原理なんだ?
「トラウマになるほどの強烈な記憶」って、記憶の強弱ってどう決まるんだ?
脳内で起きている電気信号に特殊な状況が起きているのか?
記憶ってなんだ?
っていう話。
それこそ「テセウスの船」問題とかあるけど。
でも、今回の映画において、あの状況(被検体として記憶を入れ替えて新しい生活を送る)を良しと思う人も、一定数いるとはおもうんですよね。
自殺したいほど悲しい・苦しい記憶を持つよりも、すっぱり忘れて新たな人生を歩む。
結構興味深いテーマな感じがします。
最後の家族は本物か作り物か。
92分ながら、かなり面白い映画でした。
これは広まってほしいですね。
主演の佐藤玲さん(お名前は「りょう」なんですね)が可愛い子だなぁと思ったら普通に年上で「すいませんでしたぁっ!」ってなりました。
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