~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

胸騒ぎ

2024年05月11日 23時49分10秒 | 映画

見てきました。

 

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

 

 

「ザ・バニシング消失」「聖なる鹿殺し」くらい胸糞な後味になる映画でした。

前日に観た「またヴィンセントは襲われる」にも書いたけど、あの殺人夫婦の動機が分かんないのも怖い。

予告やポスターでミスリードのようにアーベルが口を大きく開けたシーンが使われていたけど、あれが精一杯のSOSだったのかと思うと。

 

「ザ・スクエア思いやりの聖域」とかでも感じたような「居心地の悪さ」が妙にリアル。

 

グッズ販売されてたけど、ニヌスと石ころ付きは最悪すぎ(誉め言葉)。

 

 

こっからちょっと別の話なんだけど。

本作がハリウッドリメイク決定らしいけど、なんでリメイクする必要ある?

普通にオリジナルじゃだめなの?

「ザ・ギルティ」もリメイクされてたけど、めちゃくちゃ古い映画ってわけじゃないのに、わざわざハリウッドリメイクするのってなんでなんだろ。

そこだけ気になった。

 

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SINGULA

2024年05月11日 23時33分28秒 | 映画

見てきました。

 

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

 

 

SPIさんがすげえ映画。

 

正直な話、自身のコンディションの悪さから、序盤のナンバー1がシステム停止してから復活してディベート始まるあたりまでちょい寝ちゃったてたのごめんなさい。

 

でも冒頭から、役柄の演じ分けすごかったし、15人そろってのディベートも全員同じなんだけど、それぞれ違う人にもちゃんと見えてるのすごい。

仕草、話しのトーン、口調、態度、それぞれが設定された人物の記憶を基にAIが判断した結果なんだけど、それを一人の人間がやってるのがすごい。

あと歌が上手い。すごい。

 

ストーリーは、「人類と共存するか」「人類は滅ぶべきか」を15体のAIによる討論で決めるというもの。

15体のAIはそれぞれ生みの親(開発者?)によって特定の人物の記憶を生みこまれていて、それに基づいた思考や発言がなされていく。

しかし、この二択に選ばれなかった方に属していたAIはシステムをシャットダウンするという。

 

いやー、小難しい話ではあるけど、人類のなんと愚かでなんと素晴らしいことか、といった感じ。

AIが学習する人物によってその思考や意見もなにもかも変わってくる。

 

特定の人物を学習したAIはその人物なり得るのか。

 

AIは1を100にも1000にもできる。

人間は0から1を生み出す力を持つ。

 

なるほどなーと。

 

結局は使い手次第って話ではあると思うんだけどね。

 

最後のオチはどういうことだったのか。

ナンバー1以外はシャットダウンされてるっぽいし、なんならナンバー1はAIじゃないのか?「先生」だったりする?

もしくはナンバー1以外はボタンを押せずにルール違反によりシャットダウン、ナンバー1はどちらを押しても多数派になるので生存。ニヤリ。なのか。

 

パンフなかったけど、なんかそういうもの欲しかった。

各個人に付されたコードネーム(?)が人体の臓器や器官の名称だったのも何か関係があったのかな。

きになるー。

面白かったです。

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フューチャー・ウォーズ

2024年05月11日 23時21分52秒 | 映画

見てきました。

 

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

 

 

いやー、面白かった。

というかベタではあったけど、なんか普通にないちゃうシーンとかあった。

 

 

真面目な作りかと思ったら、序盤も序盤、研究者っぽい人がハイテクな画面操作しながらボケるシーンで「あ、これコメディなのね」ってのすぐわかってよかったわ。

そのあとのボタン押せ押すなの展開とかは普通に笑えた。

ていうか、時空警察のあの殺戮マシーンな見た目と慌てて手を振る仕草とのギャップもよかった。

というか時空警察の三人組めっちゃよかったわ。

 

ストーリーもよくあるタイムトラベルSF的な感じでしたが、なんか面白かったんだよなあ。

ゾンビとか雑に出てくるしそこまで重要な要素ではないっていうのも贅沢でいいわ。

 

時空改変の当事者だけが記憶を保持できているっていうのは新しい感じがしましたね。

それゆえに時空警察からは常に追われる身になるというのも上手い。

 

そして、今回の改変の結果、メルトダウンによる終末は防げた。

でもそれ以外の要因で未来は終末を迎えている事実はあるみたいなので、彼らと新メンバーのアリスによる終末阻止作戦はこれからも続く!ってことなんだろうけど、なんかさわやかな終わりでした。

 

アリスの選んだ結末と、その後のアリベール一家の展開には思わず泣いてしまった。

せっかくアリスとは和解できたのに、アリスは母親と対面できたのに、なんて悲しいお話。

 

いやー、これは結構好きでしたね。

 

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