~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

スーパーヒーロー戦記

2021年09月19日 15時40分10秒 | 映画

見てきました。

 

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

 

 

面白かったですよ。

 

レジェンドの出演はやっぱりあがりますねえ。

わりと無駄がなく、設定的にも「物語の混在した世界」という設定のおかげで無理なく出てこれていたようなきがします。

最後のレッド大集合に関してはノーコメントで。

 

千明と時雨のマッチアップ、よかったぁ。シンケンジャー放送から10年経って千明がオリキャスで出るとはって感じだったけど。欲を言えばウッドスピアが見たかったけど犬士(剣士)枠なのでしょうがないですね。

或人社長も、そんなに間空いてないけどなんか久しぶりに見た気がしちゃいました。ギャグのキレとテンションがいつも通りで安心したし、今回はラプターがイズポジションでギャグの解説もありがたい。

ドギーの奉行感も違和感なくて、久しぶりにみても安心感あってよかった。モフモフ度もかわらず素敵でした。

 

西遊記組は、タロスズが例の四人組なのはわかったけど、まさか魔王まで出てくるとは思わなくて笑っちゃったよ。

からの最高最善の魔王が出てきて、相変わらず安定感抜群。ほんとソウゴの「なんとかしてくれそう感」すごいよね。

デンライナーもオーナーも全然変わんなくていいよね。石丸さん不老不死なのかなって思うよね。

 

最後の決戦での勢ぞろいは圧巻でしたねえ。

セイバー組の「〇〇の剣士!」っていう戦隊名乗りっぽいのは逆に新鮮でした。

 

藤岡弘、と石ノ森章太郎の邂逅。「会いたかった…!」の一言に50年分の、それ以上の色んな気持ちが含まれているようで、思わずウルっときてしまいました。

 

 

特別版のパンフかったのでメイキングも見ておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後にして最初の人類

2021年09月19日 14時54分08秒 | 映画

見てきました。

 

 

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

 

上手く言葉に表せられない、神秘的というか、幽玄というか、それでいて俗っぽいような。

 

正直なところ、本作の目玉要素である「ヨハン・ヨハンソン」「オラフ・ステープルドン著『最後にして最初の人類』」の二つについてほとんど何も知らなかったので、知っている人が感じるであろうエモーショナルな気持ちにはたぶんなれなかった。

 

けど、原作小説の内容とか、モノクロのスポメニックの映像とか、音楽とか、なかなか無い体験ができたようなきがしました。

 

 

まず、この原作小説だけど、すごい設定ですね。

20億年後の人類の子孫からメッセージが届いて、その内容が「私たちは滅亡の危機に瀕している。あなたたちを助ける代わりに私たちを助けてください。」という。

その20億年という月日の流れが、およそ思いつくものではないというか、核戦争に始まり、地球外進出、地球外生命体との戦争、人類の進化・分岐、などなど。

小説というよりは、学説とか論文とか読んでる気になりそうな感覚になりそうです。

 

 

そして、映像に関してですけど、この「スポメニック」って初めて知りましたけど、なかなか興味深いですね。

そもそも「スポメニック」とはなんぞや、ということですが

「1960年代から80年代にかけてチトー政権下の時代に作られ新しい社会主義国家のイデオロギーを象徴する意味合いも込められていた」という建造物なんだそうです。

 

これはかなり惹かれますね。

キーホルダーとかになってたら、お気に入りのやつは買っちゃいそう。

 

エヴァの使徒とか、ぼくらのの敵マシンとか、そういうのが好きな人には何か刺さると思う。

 

日本で、これらの建造物群をデフォルメしてキャラクターにしたらめっちゃ売れそう。

背景が背景なだけに簡単に手出しはできないだろうけど。

 

 

そして、ナレーションを務めたティルダ・スウィントンですが、「ドクター・ストレンジ」のエンシェント・ワン役以前から、どこか人間離れした存在感がありましたが、同役以降その雰囲気に拍車がかかって、今作の「20億年後の人類」という想像もつかないキャラクターの説得力を増していたような気もしました。

 

全編、とまではいかないまでも、原作小説をダイジェストにして、ナレーションもいれて、1回1時間くらいのドラマシリーズ(?)みたいにしてほしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする