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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画『ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア 』

2006-06-01 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。

今回は『ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア 』。
VVV6を見ててサントラを使用してたので決めました(笑)

監督 :トーマス・ヤーン 1997年 ドイツ
配給 : K2エンタテインメント配給
キャスト:ティル・シュワイガー、ヤン・ヨーゼフ 他

病で死期の迫ったふたりの男の人生最後の冒険をクールに描いたロードムービー。

見終わって感じたことは、

「ドイツ、なかなかやるなぁ」だった。

この映画はCoolだ。
カッコいいのでも無い、スマートでも無い、
”Cool”なのだ。
ファンの人も多いのでは?

見始めはハンサム男と醜男。
でもある時点から逆転していく。
なぜか?

「一生懸命な男はイケてる」のだ。

醜男が映画の中で、一生懸命に何かをするのだ。
そうしていくうちにどんどん輝いていく。
カッコいい。不思議だ。
日本で言う”美人は3日で飽きるがブスは3日で慣れる”のか?
いや、そうでは無い。
一生懸命だから素敵なのだ。
(なんで、一所懸命かは映画を見て欲しい!)

主演のハンサム男を演じたティル・シュワイガーは、
『ドリブン』で凄腕ドライバーの役を演じた。
しかし、この映画ほど輝いてはいなかった。
むしろ、「は~?」って感じで余りいい俳優ではないかと思ったが、
よくよく調べてみればこの映画の製作・脚本まで手掛けてるではないか!
早く言ってくれ!
顔も良くて才能もある?だぁ~?
いい死に方しないぞ!オイ!

そしてこの映画は音楽も最高。
さすがテクノの国。
『ラン・ローラ・ラン』同様、映画のテンポを作ってる。
(しかし、あの映画はちょっとクドくない?)
そしてボブ・ディランのタイトル曲がキュっと締める。
やるね~。


ドイツはサッカーがあるからでなく、
いつも熱いんだぜ!