映画 『プリティ・リーグ』

映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『プリティ・リーグ』。

製作国 : アメリカ 1992年
配給 : コロンビア　トライスター映画配給
キャスト：トム・ハンクス 、ジーナ・デイヴィス 、ロリ・ペティ、 マドンナ
　　　　　ロージー・オドネル

43年から54年にかけて実在した全米女子プロ野球リーグの選手たちの
奮闘を描いたドラマ。

最近のスポーツ、女子が頑張ってきてますよね～。
以前よりスポーツの話題が取り上げられるようになり、
身近に感じるようになったと思いませんか？

今回の作品は”女子は家庭を守るもの”であろう時代のお話です。
戦争で男子が借り出され、大リーグが危機を迎え、
そこで女子リーグを作ろうじゃないか、となりスカウトや募集をかける。
女だけの野球は初めはバカにされるけれど、
男子に負けない実力やパフォーマンス（？）を見せ、
着実にファンを増やしていく。
そんな中チーム内でも友人・姉妹との喧嘩がありーの、
恋愛話もありーの、
結婚式もありーの、
もちろん夫持ちの人もいるので試合の途中に訃報が届いたりしちゃう。
終盤に対決シーンで見せ場もあるし、
リーグを支えた女子達のその後の演技もあるので楽しめます。

トム・ハンクスの今では信じられないダメダメ監督振りが見れるし、
またジーナ・デイヴィス、マドンナといった綺麗処もいて、
男勝りの部分も女性らしい部分も表現できていて楽しめる。
まるで美女軍団ですが？って集まりの中で異彩（？）を放っているドーラ役が
個人的にはとても好きです。
特にパブのシーンが笑えますね。参考にしたい。

そんなに長い間やっているわけではなかっただろうが、
アメリカは戦争中でも何が楽しめるものを探していた、という事が意外だった。
日本で戦時中の話となればかなり暗くなるのに。

「スポ根はちょっと・・・。」という方も、
そこそこ笑える場面もあるし、
気軽に見てはいかがでしょうか？