HAZAMAN'S WORLD WEBLOG

自分が描く絵のことや、日々の暮らしの中でふと気付いたことなど・・・・

最近見たもの

2009年08月11日 | Weblog
7月29日、高校時代の後輩が今も続けているクラシックバレエの公園があり見に行ってきました。
「2009洋舞合同公演」というもので会場は神戸文化ホールです。

今回驚いたのは、僕が知る限り、彼女は今ままで非常にスタンダードな振り付けで踊っていたはずなのですが、今回はまったく違いました。
赤いハンドバッグを片手に、サングラスをちょっとずらしてかけ、ガニマタの摺足で舞台の袖から出てきたのです。

実際、振り付けもまったく上達しないバレリーナの踊りといった感じで、ギクシャクしたものだったのですが、さすがだなと思ったのは、やはりきちんと踊ることができるからこそ、下手くそみたいな動きをしながらも、魅力あるもにできていたのだなという点です。

こういった催しは、バレエ教室の発表会的な要素があり、いろんなレベルの人たちが出てきますが、小さな子供たちも愛らしかったし、いろいろな人達が関わりながら、文化というものは支えられるんだなと、久々に思い出しました。

それから、ごく単純に、バレエの動きや考え方というものは日常の生活ではまずお目にかかれないものですから、ぜひ見てみるべきだと思います。

自分が知らず知らずのうちに思い込んでいる「人間とはこうだ・私とはこうだ」という硬直した意識が、もしかしたらほぐれる瞬間があるかもしれませんから。

とまれ、この日はすばらしい時間をすごすことができました。


今日の画像は3月の個展で出品した小品です。
「ネズミ#2 24.2㎝×33.3cm アクリル絵の具・キャンバス」




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