HAZAMAN'S WORLD WEBLOG

自分が描く絵のことや、日々の暮らしの中でふと気付いたことなど・・・・

農家になるわけではないですが②

2011年01月05日 | Weblog
無理だろうと思いながら申し込んだ上郡の米作り体験オーナーに空きがありました。
昨日の今日で早速町役場から返事があったので驚き半分喜び半分、さてどうなるやらと、今から楽しみにしています。

家庭菜園をテーマにしたサイトの中で、土の中にいる微生物が、枯葉などの有機物を窒素やリンなどの無機物に分解し、それを吸収して植物は成長し、育った植物を私たちが食べているのですという説明がありました。

それを読んだとき、あらゆるものが輪を描くようにめぐっていくイメージがぽっとわきあがり、自分が食べる植物の成長する過程を自分自身で体験し、なおかつ自分で食べるものを少しでも作ってみたいと思い立ったわけです。

僕たちは通常消費者として生きているわけで、何も生み出さずまさに消費した時点ですべてがストップしているわけです。けれど植物の成長に関する記事を読んだとき、四季なんてまさにその際たるものだけれども実は時間というものが繰り返しながら進んでいく、螺旋を描きながら進んでいくという東洋的な時間のイメージがすっと僕の中に入ってきて、自分もそういった時間の中に参入できるのではないか、そんな気がしたわけです。

だから、鳥葬というのが今まで何であんなことするのかねと思っていたのですが、考えたら最後に自分の体も大きなサイクルに戻すことなのだと考えれば納得が行くような気がします。

まぁ、色々書きましたが、問題はどうやら手で植えるらしい田植えに自分がどこまで耐えられるかです。しかも養老孟司先生によれば、昭和30年代まではほぼ全身田んぼに浸かって田植えをするのが普通だったそうですから、もしそんなことをさせられたらどうしようって、どうでもいいような心配を今からしています。


おやすみなさい