北朝鮮が最近行った核実験を水素爆弾と言っていることが奇妙に思われる。ブースト型であったら、水素爆弾とは言わないことは承知していると思うので、本当にあの爆発規模の水素爆弾といえるものを作ったのだと考えようと思う。
通常、水素爆弾は核分裂爆弾を着火装置としているので、水素爆弾とはすなわち核分裂爆弾を内包した物体で切り離して考えなくてもよい。しかし、核分裂のエネルギーがなくとも兵器にはならないが核融合自体は確率的には発生している。もし、核分裂連鎖反応を用いずに核融合反応で6ktのエネルギーを出せるようになったら大事であって水素爆弾であると騒ぐだけの理由になると思われる。
重い電子系という、自由電子が通常の電子より見かけ上数百倍重い合金が発見されているが、これを構成する候補の元素としてウランも含まれている。また、ウランは水素を吸蔵する性質があり、その結晶中に多量の水素が吸収される。もし、水素原子が重い電子をとらえれば原子半径が縮小し、ミューオン水素と同様に核融合を生じやすい状態になることが予想されるのだが、自分の手元ではまだ推論をすることもできない状況である。常温核融合も研究していた研究者がそれに似た説を発表していることがネットの検索で引っかかるが、本当かどうかはやってみないとわからない。
重水素とトリチウムを一つの分子にしたものをウランに固溶させて急速に均等に圧縮して核融合反応を起こし、それによってウランの核分裂を引き起こしていくということが本当に可能かどうか試せるようになる可能性というのは自分には万に一つもない。しかし、試していると何となくできてしまったりするのかもしれないと思う。化学兵器や核兵器に関して、今では普通の国は試行錯誤や実験をすることが難しいが、北朝鮮はそこを進めることができる国であって、アメリカよりもそこについてははるかに先進的であると考えられる。北朝鮮の技術水準が普通の人が批判できるほどに低いとかいう人間全体を舐めきった態度は絶対にしてはならないと感じる。
通常、水素爆弾は核分裂爆弾を着火装置としているので、水素爆弾とはすなわち核分裂爆弾を内包した物体で切り離して考えなくてもよい。しかし、核分裂のエネルギーがなくとも兵器にはならないが核融合自体は確率的には発生している。もし、核分裂連鎖反応を用いずに核融合反応で6ktのエネルギーを出せるようになったら大事であって水素爆弾であると騒ぐだけの理由になると思われる。
重い電子系という、自由電子が通常の電子より見かけ上数百倍重い合金が発見されているが、これを構成する候補の元素としてウランも含まれている。また、ウランは水素を吸蔵する性質があり、その結晶中に多量の水素が吸収される。もし、水素原子が重い電子をとらえれば原子半径が縮小し、ミューオン水素と同様に核融合を生じやすい状態になることが予想されるのだが、自分の手元ではまだ推論をすることもできない状況である。常温核融合も研究していた研究者がそれに似た説を発表していることがネットの検索で引っかかるが、本当かどうかはやってみないとわからない。
重水素とトリチウムを一つの分子にしたものをウランに固溶させて急速に均等に圧縮して核融合反応を起こし、それによってウランの核分裂を引き起こしていくということが本当に可能かどうか試せるようになる可能性というのは自分には万に一つもない。しかし、試していると何となくできてしまったりするのかもしれないと思う。化学兵器や核兵器に関して、今では普通の国は試行錯誤や実験をすることが難しいが、北朝鮮はそこを進めることができる国であって、アメリカよりもそこについてははるかに先進的であると考えられる。北朝鮮の技術水準が普通の人が批判できるほどに低いとかいう人間全体を舐めきった態度は絶対にしてはならないと感じる。