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膨大な数を数える

2015-04-27 17:06:25 | 日記
 昨日、多摩川に大量のアユが遡上してきている話題が午後7時30分からNHKで放送している『ダーウインが来た』という番組でやっているのをちらっと見た。アユが1000万匹近く遡上してきているというが、それはどのように数えたのか検索で調べてみた。

 すると、このページにある東京都が行った調査に基づいていることが分かった。この調査は多摩川の河口から11kmの地点で行われ、それより6km下流で捕獲して標識を付けた個体の入網率から数が推定されていた。この統計的全体数量の求め方は経済学や科学の諸分野で多用されるフェルミ推定とほぼ同様ものである。

 この推定には色々問題があり、標識されたものと本物の区別がなく均一に撹拌される物体にはかなり正確に推定できるが、人間のように意志や識別能力を持っていて、判断で局所的に集まったり、標識するとそれだけで行動が変わってしまう物体には時折有効でない。選挙における投票で局所的にはある候補者に対する投票率が90%であったが、選挙区全体での割合は1%程度であったので当選予測が外れる等という事はしばしば起こっている。全体的に均一になっているのではなく、局所的に密度が高くなっている状態の扱いを普遍的道徳真理があるという前提で考えている国家という発想は少し苦手としており、それが多くの問題の元になっていて、今日問題となっているウクライナでのクリミア半島問題もそれが原因である。

 自分は町ゆくカップルの推定というのもなんとなくしてみたのだが、実際に池袋でカップルで歩いているのは休日の午後三時ぐらいで150人に一人ぐらいである。年代に偏りがないとすると人口の約14%を占める15~29歳の人の約20人に1人ぐらいが池袋ではそんなことをしており、駅前に10000人がいるときに66人が歩いているだけでこんなに多く見えるのかと思う。そう考えると彼らが怪しい気がする。

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