chargeのブログ

人のブログを見て真似して書いていきます。似たブログを見つけたら教えてください。

正常な視点から見た世界によって長期的不安を感じることは無いものなのか

2015-04-19 15:00:05 | 日記
 精神科の病名には全般性不安障害とかパニック障害といったものが存在する。この障害は、具体性の低い不安が長期間継続する事を意味している。この病気は通常の人は長期間にわたって具体性の低い不安を感じていないことを前提とし、この世界にはそのような長期的な不安を生じる具体的な要因は通常の人の大半が具体的なことを考えていても罹患しないので皆無に等しいという考え方に基づいている。

 本当にその前提は正しいのかといえば、かなり正しくない。例えば、細胞によって肉体が構成されている以上、誰にでもガンに罹患する危険というものはあるわけだが、体の中を自分で観察するわけにはいかず、結局、具体性のない不安と同様になってしまう。他の病気や呪い、毒物も同様であるが、癌や心筋梗塞のようなものは多いので市民権を得ている。付け足しの例も言ってみると、世界大戦による世界滅亡という空想はありがちだが、その内容は実際に起こった世界大戦に基づいている。実際に爆撃や強制連行が繰り返される世界大戦を経験しておらず、他者の経験をもとに行った想像による不安は具体性の少ない不安となりがちである。しかし、人から聞いた通り魔の話を不安がるのとそんなに違っているとは思えない。自分が時々書いている、お金を使用する自他の根本的正当性がどれほどのものかという問題もかなり具体的ではあるが、人によっては常識的なことに対して正当な思考過程から外れた事を語っただけであって、それに対して不安を持っていれば不安障害どころか統合失調症の診断がすぐについてくる。しかし、ベルンハルト作戦のような偽造通貨が大量に行使されている状況にあれば、かなり納得してくれる。

 具体的かどうかというのが、かなり分かれ目になってくるように書いてあるが、実際は長期的に継続する具体的なことで不安を覚えても、ほかの人は具体性の高いことを考えても不安を表していないので具体的であっても意味のない事であり、長期的不安さえあれば脆弱性があると判断でき、かなりの場合、不安障害を伴う統合失調症のような診断がついてくる。

4月17日にNHKで放送されたNHKスペシャルで終戦直後に行われた天皇制についてのGHQのアンケートにおいて、日本人は95%が天皇制を支持していたという結果が示されていたが、今、天皇制を支持する人物と不支持の人物はほぼ逆転している。天皇制を支持しなかったために本当に精神科や刑務所に入った人間が多数いる時代には異常者と定義した人が多勢を占める時代が到来するというのは予想されておらず、その時の正当だとされる考えに基づいて細かく作られた法律や制度が時折、改定されずにそのまま残っていたりしている時に危険性を感じる。人間のやっている事というのは凄まじいひっ絡まり方をしていて、そのため私は常に具体性のないところにも不安を感じている。



ソースコードの表示

<style type="text/css"> /* Source Code CSS */ pre.code { font-size: 12px; /* line-height:1.2em; */ border:1px solid #aaa; background:#f0f0f0; padding:0.5em; overflow: auto; } pre.code span.tag { color: #0000ff; } pre.code span.attr { color: #000; } pre.code span.value { color: #900; } pre.code span.str { color: #009900; } pre.code span.num { color: #009900; } pre.code span.keyword { color: #0000ff; } pre.code span.rem { color: #909; } pre.code span.variable { color: #500050; } </style>