気持ち悪い家庭内害虫の話。

私の小・中学校はとても酷い学校でした。
雨漏りはするし、ちょっと蹴ったくらいで壁は凹むし、床は罅割れているし。

そういや、男子がボイラーに手を付いたらポロっと外れて、寒い部屋がより寒くなった冬もありました。
何故か蝙蝠がトイレにいたりもしました。

でも一番酷いのは…大量のコックローチ！！！

…どうでも良いけど、中学の時に受けた英語の模試でゴキブリに関する論文が永延と書かれているのがありましたが、当時の中学生はコックローチなんて英単語、知ってたのでしょうか……？私は友人に
「カラスちゃん！アメリカに恐ろしいゲームがあるよ！！その名も『コックローチ』！魔法でゴキブリになっちゃう恐怖のゲームさ！！」
と聞かされて…アレ？そのゲームは中学卒業後に出たんだっけ…？
まぁ、何にせよ。あの論文は気持ち悪かった……！でもコックローチの意味を忘れられないものにしてくれましたが。


さて。件の友人ですが。
まぁ、我らが母校は凄まじい数のゴキブリが生息していました。
私は高校でお嬢様学校（？だったのか？アレ？？）に行ってしまったので、今現在は悲鳴をあげ続ける役立たず女になってしまいますが、当時は退治は出来ないけれど、悲鳴はあげないで無視できる位には平気でした。
友人は何故か中学の平気さのまま、大きくなりました。

そんな友人がとある居酒屋でお食事中、味噌汁の中から家庭内害虫さんが！
私「…で？どうしたの？？」
友人「文句言ってもう一杯持ってきてもらった。でもさよく考えたら同じ鍋なんだから意味無いじゃんね～。」
私「あ、あはは。そうだね。」
友人「全くあの学校の所為でゴキブリに耐性が出来たよ！」

……言い返せない事がとても悲しかったのです。