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国宝茶室・如庵 有楽苑で初釜

2013-01-04 01:29:01 | 伝統と文化

お正月恒例の初釜での風景です。
正月3日内に行ったので振り袖姿のお嬢様が多かったです。
先ず、待合室になっている「弘庵」へ入って受付を済ませ
茶道具など拝見しながら茶席の順番が来るのを待ちます。
袴の男性が説明してくださいます。


待合室になっている部屋には、
「仏手柑」(ぶっしゅかん)という珍しいお飾りが飾られていました。
柑橘類ですから、良い香りがします。
毎年珍しいお飾りが拝見できて、これも楽しみの一つです。


待合室は廊下まで超満員。
ビデオで織田信長の実弟の織田有楽斎(1547~1621)と「国宝茶室如庵」
についてのお話をお聴きしながら、茶席の順番が来るのを待ちます。


茶席二席は待って、三席目位で順番が回って来ました。
茶室「国宝如庵」内です。若いお嬢様のお手前でした。
中央左手に座っている方が先生で、説明してくださいます。
中央右手は正客で、この方も先生ですが、2番目の席までは
素人では座れません。言葉の掛け合いが出来ませんので…。


お饅頭は珍しい物ではありませんが、
松の下から、ほんのりと初日の出が見えるような気がします。


三番目の席からは、奥でお茶がたてられて運ばれてきます。



旧正伝院書院(重要文化財)
旧正伝院書院・茶室如庵・信長の実弟 有楽斎などのことを
お知りになりたいからは上のリンク先でご覧ください。


旧正伝院書院の前庭
お庭には真っ白な石が敷き詰められ京都のお寺のように
スジメが付けて掃き清められています。

名鉄犬山ホテル前にある「有楽苑」へは、初釜3回、庭園散歩3回位は来ましたが、
やっと全体がつかめたような気がします。