はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

ビートたけしのTVタックル

2013年12月29日 | 糖質制限食
”新しい創傷治療”というサイトで、「傷は消毒するな、乾かすな。」という、いわゆる、”湿潤療法”を10年以上も提唱されている、夏井睦という先生がおられます。
そう、つい先日、”炭水化物が人類を滅ぼす”を上梓された、練馬光が丘病院の形成外科医です。
2年前に自ら糖質制限を開始されて、そのことを自分のサイトにアップしたところ、糖質制限者が殺到するようになりました。
江部康二先生の糖質制限をブレイクさせた、影の火付け役とも言われています。

その夏井先生に、テレビ朝日の、”ビートたけしのTVタックル”から「糖質制限・是か非か」という討論バトル企画への出演オファーが来たそうです。
そこで夏井先生はバトル相手として、日本糖尿病学会の理事長である門脇孝教授と、「糖質制限は危険」という本を執筆されている
岡本卓教授、そして名前は覚えてないけれども、「糖質制限すると心筋梗塞死が増える」と新聞の取材に答えていた某教授をピックアップされたそうです。
一人で、大学教授3人でも10人でも相手をしますと、プロヂューサーに連絡されたそうです。
楽しみですよね。

ところが以前にも、「火傷(ヤケド)は湿潤療法で治すのか、皮膚移植で治すのか」という討論番組の企画を、夏井先生はTV東京からオファーされたことがありました。
夏井先生は多数の大学病院形成外科の教授や、ヤケド治療で有名な先生方に、かたっぱしから出演を依頼されましたが、誰一人として応じる者はいませんでした。
そんな中、ただ一人だけ出演に前向きな先生がおられました。
茨城県の土浦協同病院皮膚科の盛山吉弘先生です。
盛山先生は、いろんな所で、「湿潤療法なんてダメだ」と言いふらしたり、論文を投稿されている方です。
しかし、直前になって「都合が悪いので出演できません。」とのドタキャンだったそうです。
夏井先生はこれを敵前逃亡と評し、以下のような記事をアップされています。

ヤケドに対して皮膚移植で治すのが正しいとテレビ視聴者に主張できる絶好の場を私は提供しました。
それなのに日本熱傷学会の先生方も大学病院形成外科の教授たちもその機会を放棄しました。
彼らはそんなに後ろめたい治療をしているのでしょうか?
正しい治療だと信じて行っているのなら、それを堂々と主張したらいいじゃないですか。
湿潤療法より植皮治療が優れているって主張すればいいじゃないですか。
正々堂々と討論するのが苦手なんですか?
そんなにしてまで隠しておきたい治療、治療結果を秘密にしたい治療をしているんですか?


今回も、不利を悟っての無視や、敵前逃亡が行われそうな予感がします。
特に門脇理事長の出演は、まるで期待できないでしょう。
日本中の糖尿病患者に、自分たちがこれまで指導してきた食事療法が間違っていたこと、
あるいは、少なくとも糖尿病に対する違う治療の選択枝を隠されていたことが知れることになるからです。

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1 コメント

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Unknown (刀鍛冶)
2014-01-18 09:33:12
はじめまして!
久しぶりに夏井先生のサイトを観たらTVタックルと書いてあったので、あれっ出演したのかな?と思って検索してもなかなか見当たらず、ここがヒットしたので来ました(笑)
私は札幌で糖質制限を実行している者です。姉の鬱も糖質制限(正しくは分子整合栄養医学(※))で寛解しました。たまに眠れないときにデパスを飲む程度ということなのでもう完治でいいんじゃないかと
さっぽろは糖質制限を標榜?する医師が少ないので熊本がうらやましいです。※方面の医師なら居るのですが。家にはキズパワーパッドも常備しておりにきびにも使い始めました
とりとめなくてすいません!お邪魔しました!

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