はせがわクリニック奮闘記

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意地悪なニュース

2016年03月17日 | 時事ネタ
タレントのベッキーが芸能界からの引退を余儀なくされています。
相手のミュージシャンには結婚して間もない妻がいたそうです。
まあ、男慣れしていないベッキーがのぼせ上がって、女房もちの男にこなされたということでしょう。
この時点では、被害者はベッキーなのか、ミュージシャンの妻なのか、判然としません。

マスコミは、ベッキーも、ミュージシャンも、すなわち妻以外の二人を叩くような報道を繰り広げました。
この事件の元々の被害者が誰なのかは分かりませんが、結果的に最も被害を受けたのはベッキーでしょう。
さんざん誉めあげていたベッキーに対して手のひらを返したような報道を繰り広げるマスコミは意地悪としか思えません。

マスコミはベッキーとミュージシャンに謝罪の言葉を求めているようです。
しかしミュージシャンは、" ネットとかでみんな謝れって言うけど、世間の誰に謝ればいいの?
正直内輪の話だから、みんな関係ないじゃん。" と言っています。
その通りだと思います。
ミュージシャンが謝る相手は、奥さんかベッキー以外にはありません。

マスコミは常套句として、" 世間を騒がせたことに対して一言の謝罪も無いのですか? " と言うでしょうが、
私ならば、" じゃあ、被害者であるという、その世間さんを連れてこい。 " と言い返すでしょう。

被害者は、奥さんを含む、この当事者たち以外にはあり得ません。
そして、各々の被害は毎日報道を繰り返されることによって甚大なものとなっていきました。
例えていうならば、執行猶予付きの軽い量刑が終身刑に化けるほどにです。

個人的には、ベッキーが今回受けた被害は、その規模が理不尽と思えるほど大きすぎると思います。
そして、そのことを招いたのは、意地悪なマスコミと意地悪なネットフォロワーでしょう。
私はベッキーのファンではありませんが、こういう時こそ、不当に不遇な立場にある彼女を応援してやりたくなります。

" 元気出せよ! 一つ経験値を積んだと思って、男見る目を磨けよ。 "