もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

806番:エデンの東(26)

2022-02-02 23:39:45 | 日記

 
エデンの東(26)

 

————————————【26】————————————————
           
When their season was over the yellow mustard came up
and grew to a great height.   When my grandfather came 
into the valley the mustard was so tall that a man on 
horseback showed only his head above the yellow flowers. 

 

—————————————(訳)—————————————————
               
これらの花の季節が終わると、からし菜の黄色い花が
現れる。そしてかなりの高さに伸びる。祖父がこの
谷間に来たときは、からし菜の育った高さは、乗馬
する人の頭が、かろうじて見えるほどだった。


—————————————〘語句〙———————————————
             
come up  (植物が)芽を出す

 

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805番:エデンの東(25)

2022-02-02 17:04:51 | 日記

エデンの東(25)

 

.—————————【25】——————————————————
               
And mixed with these were splashes of California poppies.
These too are of a burning color——not orange, not gold,
but if pure gold were liquid and could raise a cream, that
golden cream might be like the color of the poppies.

 

——————————(訳)———————————————————
                
これにカリフォルニア・ポピーが花のしぶきを混ぜ
そそいでいた。この花も燃えるような色彩だった——
オレンジ色でも金色でもなく、もしも純金が液体だ
とすれば、そして、それがクリームを育てるとしたら、
その純金クリームがこのポピーの色だと言えるかも
しれない。

 

——————————《語句》——————————————————
               
splash  はねかけること、しみ、斑点
raise 育てる、栽培する

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804番:最後の授業(11)

2022-02-02 16:57:44 | 日記

  最後の授業(11)
    

   LA DERNIÈRE CLASSE
  Récit d'un petit alsacien


 ——————————— 【11】—————————————

  Pendant  que  je  m'étonnais  de*¹   tout  cela,  M. Hamel  était 
monté*²   dans  sa  chaire*³,  et  de la même  voix  douce et  grave
dont  il  m'avait  reçu,  il  nous  dit;
  « Mes  enfants,   c'est  la  dernière  fois   que  je  vous  fais  la
classe. »  L'ordre*⁴ est  venu  de  Berlin*⁵ de*⁶ ne  plus  enseigner  
que   l'allemand   dans   les  écoles   de   l'Alsace    et   de  la  
Lorraine ...»

——————————— (訳)—————————————

こうしたことを不思議に思っている間に、アメル先生は教壇に上って
いました.そしてさっき私を迎えた同じ優しい威厳のある声で、私た
ちに言いました;
 「諸君、きょうこれが私がする最後の授業になります.ベルリンか
ら命令が来まして、アルザスとロレーヌの学校では、もはやドイツ語
しか教えてはいけないことになったのです...」


——————————— 《語句》—————————————

*1) m'étonnais de ~:(半過去1単) <s'étonner de ~ ~に驚く、不思議に思う. 
          s'étonner de ~:(事の異常など)に驚く、~を不思議がる
          surprendre:不意に驚かされるような場合に用いる.    
*2) était monté:(大過去)<monter (上る);過去の2つの動作の関係を、
         「大過去」と「過去」を使って示しています.「私が不思議に思ってい
          る(過去)」間に、気がついてみると「すでに先生が教壇に上っていた
    (大過去)」
    pendant que 以外にも、quand,  loraque,  après que などを使った場合に
    も大過去が用いられたりします. 
*3) chaire:(f) 教壇、講壇、教説壇  
*4) ordre:(m) 命令、[l'ordre de + 不定詞 ~するようにとの命令]
          Je lui ai donné l'ordre de partir immédiatement.
          私は彼(女)にすぐに出かけるよう命じた.
    J'ai l'ordre de rester ici. / 
    私はここにとどまるよう命じられている. 
*5) Berlin: [発音:ベルラン]  ドイツの首都、当時総統官邸があった場所.
*6) de:先行するordre に続く不定詞の導入辞、 est venu de Berlin に遮られ
    分かりにくいが、l'ordre de ne plus enseigner que l'allemand. (もうドイ
    ツ語しか教えてはいけないという命令)
    分かりやすい語順にすると
      L'ordre de ne plus enseigner que l'allemand est venu de Berlin
          ですが、頭でっかちなので、先に「来た」と言ってから
     命令の内容を伝えています.基本的に大事な要件は、印象
     を残すため、なるべく文の終わりにもっていきます.         
               ここでは「ベルリンから来た」という情報は重要ではなく
    「ドイツ語しか教えてはいけない」という情報が重要なので
     うしろ回しにされています.後置文とか転位文とか、外置文
     とか呼ばれ方は様々です.不定詞句だけではなく、本来主語側
     につくべき前置詞句がしばしば定動詞を通り越して文末に来る
     ことがあります.この日記では外置構文(extra position)とよび
            ましょう.
      

 

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803番:アルト・ハイデルベルク(45)

2022-02-02 09:52:57 | 日記

アルト・ハイデルベルク(45) 

 


—————————————【45】———————————————
                 
Doktor.   (will gleichfalls gehen, verneigt sich.)    Exzellenz------

Staatsminister. (siet auf, als ob er ihn erst jetzt bemerke.) Herr Doktor Jüttner,
                    ------Ich hatte nicht gesehen-----

Doktor.  Ich habe die Ehre Exzellenz----(will gehen.)


—————————————《訳》———————————————
                                      
博士  :(同じように行こうとして、お辞儀する)閣下ーーー

国務大臣:(やっと今気がついたかのように見上げる)ユットナー博士。
      ---気がつきませんでしたーーー

博士  :失礼いたします、閣下。(行こうとする)

 

—————————————《語句》——————————————
          
auf/sehen (自)(h) 目を上げる、見上げる   

   

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802番:アルト・ハイデルベルク(44)

2022-02-02 09:50:59 | 日記

アルト・ハイデルベルク(44)

 


—————————————【44】———————————————
       
Staatsminister.  Se.Durchlaucht der Erprinz ist noch bei Sr. Hochfürstlichen Durchlaucht ?

Lutz. (verneigt sich). Jawohl, Exzellenz.

Staatsminister. (geht einmal im Zimmer auf und ab ohne die beiden zubeachten, 
     blick auf, siet Lutz, winkt ihm ab.)
         Ich warte hier. Es ist gut. (Er setzt sich.)

           Lutz. (verneigt sich; ab.)

 

—————————————《訳》———————————————
         
国務大臣 : 公子殿下はまだ大殿下のところにいらっしゃいますか?

ルッツ  : (お辞儀をする)はい、さようでございます。

国務大臣 : (二人に注意を払うことなく、部屋を行ったり来たりする。目を上げて
        ルッツを見て、手まねで退室させる)
        私はここで待ちます。それでいい。(腰を下ろす)

         ルッツ、お辞儀をして退場。
    


—————————————《語句》———————————————
       
beachten (他) (4格に)注意を払う
auf und ab (副) 上下に、あちこちに
         Er ging im Zimmer auf und ab.
                                彼は部屋をあちこち歩き回った。 
ab/winken (自)(h)  手まねで拒否の合図をする
auf/blicken (自)(h)  見上げる、目を上げる   

 

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