ハルナツアキフユ 

転移性悪性黒色腫(メラノーマ)と診断された夫のことや
巡る季節の中で思うことを綴っていきます。

春から夏へ

2014年07月22日 | 悪性黒色腫(メラノーマ)


6/6の検査を終えてから
いろんなことがありました。

夫の歩行困難は相変わらずで
通勤のストレスは4月以降大きくなる一方で
ちょっとしたことで激怒したり
イライラしたりで
以前にもまして気難しく
扱いにくくなっています。

私はといえば
別にそれが原因ではないとは思いますが
健康診断でひっかかり
大腸の内視鏡検査を受けることに。
初めての内視鏡検査で
自分の大腸のきれいさに見とれていたら
何と最後に直腸のポリープ発見。
その場で即切除しました。

病理検査の結果を聞くまで
ガンかもしれないと
かすかな恐怖もありましたが
まあ、そうならそうで仕方ないと開き直っていました。
結果はただのポリープとのことで
今後は定期的に検査をして行くことになります。

夫には「僕のスポットライトを奪われないでよかった。」と言われ
正直な気持ちなんだろうな~と笑ってしまいました。

7/28の検査の結果にもよりますが
9月に肺の腫瘍の切除をすることになったら
夫はその後の仕事を少しスローダウンしたいと考えています。
もしあちこちに転移しているようであれば
すぐにでも二ボルマブによる治療を受けたいところですが
まだどの病院でも受けられるわけでもないので
どうなるのかわからない不安はあります。

夫にとっては、いつあちこちに転移するかわからないなら
いっそ、仕事を辞めて好きなことをしたいという気持ちもありますが
「だったらお前も仕事辞めて一緒に旅をするのでなければ意味がない。」と。
気持ちはわかりますが夫婦で無職というのもちょっと不安です。
でも老後はキャンピングカーで旅をしながら・・・と夢見ていた夫。
叶うものなら叶えてあげたいと思います。

毎度のことですが
検査前の1週間はいろいろなことを考えるものです。
できるだけストレスをためないよう
ゆったり過ごせるといいなと思っています。