ハルナツアキフユ 

転移性悪性黒色腫(メラノーマ)と診断された夫のことや
巡る季節の中で思うことを綴っていきます。

冬 これから

2016年12月27日 | 悪性黒色腫(メラノーマ)


治験に向けて12月5日に200mlを採血するために
11月28日から1週間プレドニンの内服を中止しました。

・・・が
離脱症状がひどく散々な1週間を過ごしました。
ひどい筋肉痛、腹部の痛み、体全体の痛み、食欲減退、眠気、倦怠感、発熱、頭痛、関節痛、皮膚の発疹、衰弱、鬱・・・
やっとの思いで12月5日に採血しプレドニンを再開したら体調は程なく回復。
まさに諸刃の剣!プレドニンの凄さと怖さを思い知らされたようです。
2月の治験の間もプレドニンを中止しないといけないのですが
これではどうなることやらと不安が募ります。

当面はオプジーボで繋げていこうということになり
12月12日から2週間おきに3ml/kgで再開しました。
6月に中止して以来5カ月ぶりですが
間にヤーボイ治療をしており、その副作用が強く出たことで
ひょっとすると以前には見られなかった副作用が出る可能性があるとのこと。

12日のオプジーボ投与の後の体調はそれほど悪くなく
疲れやすさ、皮膚の発疹があったぐらいでちょっと安心していました。
ところが昨日26日に受診して血液検査をしたところ
「肝機能がだいぶ落ちています。残念ながら今日のオプジーボ投与はできません。」
おまけに「そのためにプレドニンを増量しましょう。」ということになってしまいました。

プレドニンが切れなければ治験は受けられませんし
肝機能が回復しなければオプジーボ投与もできません。
そもそも一度オプジーボが効かなくなってヤーボイに切り替えたわけですから
大きな期待をしていたわけではなくても
こうなるとできる治療がなくなってきた感があります。

最近の夫は以前に比べると随分弱気になっています。
腹部の痛みや倦怠感、皮膚の発疹の不快感、思うように動けない苛立ち・・・
口を開けば「もしもの時は・・・」の話。

それでも明るく元気に頑張っている姿を見ると
本当に切なく、悔しく、可哀想で仕方がありません。

長い冬をなんとか過ごして
暖かい春を迎えたい・・・。
今思うことはそれだけです。