ハルナツアキフユ 

転移性悪性黒色腫(メラノーマ)と診断された夫のことや
巡る季節の中で思うことを綴っていきます。

7/7 ヤーボイ治療 第1回目

2016年07月07日 | 悪性黒色腫(メラノーマ)



6月20日、がんセンターで31回目のオプジーボ治療とCTの検査を受けました。
残念ながら腹膜に2つの怪しい影が見つかり、腹壁には触ってもわかるようなころっとした膨らみが一つ。
PETでさらに検査して転移かどうかを見極めたいところでしたが、7月7日まで枠がないとのこと。
国際医療センターのI先生に連絡したところ6月30日に検査できることになり、PETとエコーの検査を受けました。
結果は腹膜(肝臓の外側部分)の2箇所は転移、腹壁にある2つは転移の疑いありとのこと。

オプジーボ投与を続けているのに肝転移が小さくならなかったこと、切除後も更に転移したことで
このままオプジーボを続けても効果は見られそうもありません。
残る選択肢はヤーボイのみとなりました。
ヤーボイについては治験での副作用がひどく治験を中断せざるを得なかったなど
良くない話ばかり聞いていたのでできれば使いたくないと思っていましたが
6月の患者会お茶会には、オプジーボが効かなくてその後ヤーボイで治療、
副作用も全くなく腫瘍が消失した方も参加されていました。

ということで、本日ヤーボイ治療(全4回)の第1回目を終えました。
オプジーボでは全く副作用がなかった夫ですが
ヤーボイについては全くどうなるかわからず不安です。
2回目は3週間後になりますが
副作用は2回目以降に出ることが多いとも言われています。
またオプジーボ治療をした後にヤーボイ治療を行うと
奏功率が高くなる代わりに副作用もひどいなどとも聞きます。

私は物事に対してどちらかといえば楽観的ですが
今度ばかりは悪いことばかり考えてしまいます。

おまけに16歳になる愛猫が口内と鼻にできものができ
「メラノーマかもしれない。」と獣医に言われショックを受け
(どうやら扁平上皮癌か線維肉腫のようですが・・・)
いずれにしても治療は困難と言われてしまい
さすがの私もかなり落ち込んでいます。

胃がキリキリと痛みますが
私がしっかりしないとですね。

今回も国立がんセンターと国際医療センターがしっかり連携して
迅速に治療が始められるよう取り計らってくれ
本当に感謝しています。

明日からまた頑張ろうと思います。