僕が考えた原発への放水に対する取るに足らない（？）アイデア

東日本大震災と原発の爆発の危険度が増したことから、
日本にいる外国人たちの国外脱出の動きが活発になっているとか。
そのことを側面から実感しました。

というのは、今日の昼、オフィスの近くの中華レストランに行ったら、
ふだんはオープンキッチンスタイルの厨房の中で料理を作っているシェフが
自らコップ水を持ってオーダーをとりに来たのです。

「あれ？（ウエートレスの中国人の）お姉さんたちは？」と訊ねたら、
「日本は危ないということでみんな突然中国に帰ってしまったんです」とのこと。
「おやまぁ、そりゃ大変なこってすねぇ」と僕が言うと、
「それこそ想定外だったので非常に困ってます」と嘆息していました。

そのシェフは、僕のオーダーを受けるや厨房の中にとって返して調理をし、
出来あがった料理を再び僕のところまで運んでくるという慌ただしさ。
このぶんだとだいぶ痩せるだろうなと考えた次第。

なにしろこのレストランは３つの個室を含め店内が細長くて意外と広めなので、
もう一人の洗い場中心のスタッフと二人で、
広めの店内をあっちへ行ったりこっちへ行ったり、
文字通り駆けずり回るという表現がぴったりです。。

テレビで日本にいる外国人たちが
続々日本から脱出しているというニュースは見ていましたが、
その影響を身近で痛感したのは、これが初めてです。

いま東京にはおよそ２０万人の中国人が暮らしているといいますが、
彼らもいまの東京を動かす大切な歯車の一つになっているだけに、
そのいくつかが欠けたことでこんな弊害も出て来ているわけです。
本当なら、キミたちは中国人である前に、“東京人”なんだよと言いたいところです。

その中国では、もし原発が大爆発したら・・・ということを想定し、
いま街角では、放射能に効きめがある（？）という
ヨウ素の入った塩が飛ぶように売れているのだとか（笑）
そんなに塩ばっかりなめてたら放射能汚染以前に腎臓病になっちゃうだろう、てか？！

さて、福島原発の３号機と４号機へのヘリコプターを使った放水作戦ですが、
あれって遠隔操作による無人のヘリコプターを使って
水を撒くとか出来ないもんなのでしょうか？
無人のヘリコプターならば、自衛隊員への放射能汚染の心配だってないでしょう？

えっ？遠隔操作の出来る無人のヘリコプターは小型すぎて水を運べないだろうって？

ならば、そのヘリコプターに放水用のホースの端を結びつけて３号機の中まで運び、
そのままタンクの中に置いてくるとか・・・
そして、そのホースを使ってタンクの中に直接水を注入するとか出来ないものなのでしょうか？

いや、調子に乗って、もっと大胆なことを言わせて下さい。

以前、お台場に作った等身大のガンダムがありましたよね。
あれに鉛のメッキを施し、機動装置をつけて動けるようにして、
そのガンダムに放水作業をさせるなんてことが出来ないものなのでしょうか？
日本のロボット工学はそのくらいの技術があると思うんですが・・・

まぁこんな夢みたいな荒唐無稽なバカなことを考えているから、
僕はみんなから相手にされてないのかもしれませんね。
もっと現実的に生きろ、てか？自覚！


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史上最悪の状況なれどとっても温かい誕生日

今日は・・・僕の誕生日であると同時に、彼岸の入り。
今回の震災のおかげで、誕生日同様ふと忘れがちになってしまう彼岸ではあります。

でも、先祖の功徳と因縁を享受している僕としては、先祖の墓参りは欠かせません。

今日も午前中からカミさんと区内にある墓所へ。
それにしても、途中どこかのスタンドで心細いガソリンを補給していこうと試みたのですが、
今日は多くのスタンドは休業していて、列に並ぶまでもありません。
ひどいもんですね。

お供物を買いに寄ったスーパーも然り。
ついでに食料や日用品をと思ったのですが、棚はすっからかん。

そこで、思い切って、川崎の臨港にあるコストコに足を伸ばしてみました。

ところが、そのコストコは・・・さすがですねぇ、米でもパンでも卵でも肉でも、
そして、家の近所のドラッグストアではついぞ見かけなくなったトイレットペーパーでも、
なんでも売るほどある！さすが！
ああ、コストコでガソリンを売ってればなぁ（笑）

午後は、文化放送に日曜日の番組の打ち合わせに行きました。
思えば、ちょうど１週間前のこの時間です。
あのマグニチュード９．０の未曾有の大地震が襲って来たのは・・・

あれから１週間、僕はなんとか無事でした。
同じ会議室で、この１週間の出来事をめちゃくちゃに早い走馬灯のように瞬時に思い返してみると、
とても感慨深いものがあります。

と、その会議の途中、サプライズでバースディーケーキが登場！
スタッフからささやかなれど丁重にお祝いをしてもらいました。
おお、感激！

さて、夜はいつもの長原の「三日月」へ。
先週よりマスターのＭさんと齢９０になるご母堂から、
シャンパンとケーキで祝ってくださると絶対予告をされていたので、
お言葉に甘えたのです。

なんとお母さんはお赤飯まで炊いていてくれました。

そして、その場に僕の友人やら家族までが駆けつけ、
一同から心のこもったお祝いと過分なもてなしを受け、
先に帰した家族はさておき、僕が千鳥足で帰宅の途に着いたのは、
なんと午前１時をかなり回った深更でありました。

僕を、いやこの国を取り巻く状況はいっこうに改善されてはいませんが、
でも、今夜だけは束の間の心が温かくなる１日でした。



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誕生日の前夜にこの不気味な余震の洗礼を受けて・・・

今日も何度か余震がありました。
東京の震度も、震度３が何回か・・・

おかげで、もうだいぶ慣れっこになってしまいました。
「なんだ、震度３か」てなもんです。

でも、この“慣れ”が怖いですね。

一部では、今週中に東京にも震度６以上の余震が来る・・・なんて、
根拠のないデマがまことしやかに流れていたりします。

そりゃ起きる危険性がまったくゼロというわけではありませんが、
そういうデマがチェーンメールで回るという煽動行為は決してよい結果を生むとは思えません。
これは、例の買占め、品不足も同様ですね。

気がつけば、今日は３月１７日。
明日は、僕の誕生日ではないですか！

なんだか５０数年生きてきて、
今年は人生史上最悪の環境の中で誕生日を迎えそうです。


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菅さん！総理の自覚を持って、もっと強いリーダーシップ発揮して！

なにやら偶然なのですが、この地震と歩調を合わせるかのように、
僕のロレックスの腕時計が、突然故障して停まってしまったのです。
ホント、不思議！　これって何かのシンクロニシティーなんでしょうか？

そのため、今日は時差通勤による渋谷への行き帰りに、
オフィスのそばにある時計修理の店に行ってみたのですが、
どちらもシャッターが下りていました。
これって自主休業しているのでしょうか？

僕だって同じです。
このところ鑑定の予約どころか、問い合わせの電話、メールすら入って来ません。
物書きの仕事は多忙ですが、占いのほうの仕事は完全に開店休業状態です。

だから、僕も自主的に占いのほうは当面休業にしちゃってもかまわないんですけどね。

でも、世の中、誰もが休まないし休めない。
みんな働かなくちゃいけないんですよね。
生活がかかっているから・・・

終わりの見えない余震による不安感と、原発事故の進捗状況による恐怖感。
そんな中で、多くの人々は仕事を休むでもなく、
本数の減った満員電車に揺られて会社や店に向かい、
あるいはガソリンや食料を求めてあちこち買占めに走る・・・
東北の被災地では、水や食料やガソリンなどすべてが不足し、
それが届けられる術がないというのに・・
空しいですね。

こんな時こそ、本当は菅さんに強力なリーダーシップを発揮してもらいたい！

まず、あんな生気の失せた表情で、
毎度ただダラダラと原稿の棒読みするだけの会見なんてしてほしくないです。

菅さん然り、枝野さん然り、
連日の対応で、十分に睡眠がとれてないのもわかります。
疲れているのもわかります。
情報を正確に伝えなくてはいけないのもわかります。

でも、今の菅さんを見ていると、なぜか強い心で国民を鼓舞し、
引っ張っていこうという迫力に満ちたリーダーシップが見えてこないし、
この先の具体的な方策も欠けているように思えるのは僕だけでしょうか？

菅さん、あなたのやってることは、みんなチグハグで、後手後手で・・・
もっとしっかりして下さい！

もし僕がこの国のトップだったら・・・

今みたいにダラダラと付け焼刃のように方策をたてるなんてことはせず、
まず、非常事態宣言を出して、
思い切って東日本の学校や会社は１０日間くらい強制的に休みにするかな？
原発の事故の今後の推移もあるし、とりあえず、みんなで一斉に休んで、全員屋内待避！

そして、その間に応急的なインフラの整備を含め、大胆にコマを動かす。

こうすることによって節電にはなるし、道路の通行もよくなって、
被災地まで渋滞なくスムーズに物資が運べるようになるはず。
その上で、備蓄してあるガソリンや水、食料などを、
それらの物資が不足している東北地方の被災地に優先的に効率よく速攻で運ぶ。
つまり、被災地までの物流の安定を図るってことです。

同時に、クルマの通行をよくすることは、福島の原発周辺の住民の避難路の確保にもなるはず。
現在おこなわれている原発から半径３０ｋｍ以内に住む住民の屋内待避、なんて甘い甘い！
僕なら、念の為に半径１００ｋｍ以内の住民は、
順次１００ｋｍ外まで避難してもらうことにします。
一般が休みで使わないバスとか電車はその避難用に回したらどうでしょう。

また、昨日も書いたように、報道はすべて共同取材にして、
余った機動力はすべて被災地、避難場所への物資の輸送などに使う・・・などなど。

さて、僕がいま一番不思議に思っているのは、
東北地方がこれだけの大ピンチに陥っている時なのに、
あの地元の超大物である小沢さんの動向が伝わってこないのはどうしてなんでしょう。
小沢憎しの大マスコミは、小沢さんの話題など伝えたくないってわけ？

それとも小沢さん、こんな時まで菅さんにはじかれちゃってるの？
可哀想～～～！

いや、菅さん！緊急時の、国家の一大事の今こそ小沢さんの人脈、ネットワークにたよるべきなんじゃないですか？！

僕は、小沢さんならばきっともっとよい知恵と力、指導力を持っているはずだと思うのですが・・・
そう思うのは、ひごろから小沢さんに同情的な僕だけなのかなぁ？


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福島の原発の度重なる事故に思う！

このご時勢ですから、僕も多少混乱しているようです。
今日は、マスクをかけて仕事に出かけたのですが、
途中、なんか息苦しい・・・

でも、我慢してそのままにしていたのですが、室内に入ってマスクをはずしたら、
息苦しいはずです、なんとマスクを二枚重ねでしてました（笑）

それにしても、福島の原発の現況、心配ですね。

現在、原発から半径２０ｋｍ以内は避難、
半径３０ｋｍ圏内は屋内待避というかなり緊迫した状況らしいですけど、
僕はこういう警報は発表以上に、もっと大げさにとっといたほうが無難だと思います。

だから、もしいま原発から半径５０ｋｍ以内にいるならば、もっと離れた地点に退避、
それが出来ないならば、それなりの覚悟をしたほうが・・・
いや、それ以上、１００ｋｍという範囲、
もっというと、２００ｋｍ以上離れた東京都民でも然りだと思います。

だって、記者会見で説明をする東京電力の幹部の人たちの言葉の、
なんと信頼感や信憑性ない曖昧なことか！
枝野官房長官のコメントのなんと信用性のないことか！
みな、まったく切迫感や責任感が感じられません！
もちろん、徒に恐怖感をあおってパニックを招くのも問題ですが・・・

あの記者会見の席で居並ぶ東電の幹部たちは、いますぐ福島の原発に行き、
自ら汗して格納庫に水を入れる作業をしろ！てーの！
彼らにそういう危機感や当事者意識がゼーンゼン感じられないのは僕だけでしょうか？
もう見ているだけで腹が立ちます。

ましてや枝野長官の会見を聞いていたら、「爆発の可能性・・・」なんていう言い方をするんですよ。
これって、「爆発の危険性」と言うべきでしょう？
あんたはどういう立場でモノをしゃべってんだてーの！

そういう最低限の国語力もない人が、元弁護士だかなんだか知らないが、
代議士、大臣、否、国家の広報担当である官房長官をやっている・・・
もう呆れてしまいます。
ま、僕に言わせれば、東電本部に乗り込んでどなりちらしたという菅総理を始め、
そのくらい成熟していない人たちが、
この国の政（まつりごと）を司っている・・・これって怖いことです。

枝野さんは、東京電力から伝えられる「まだ大丈夫」という情報を国民に説くのではなく、
もっと国民に“現実の心配”やその先にあることを説いてほしいです。

でないと、この先、福島という地域は、さらにいえば日本そのものがなくなってしまいますよ！


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こんな時に占うことの無力さを痛感！

テレビやラジオはＣＭの自粛で、やたらＡＣジャパン（旧・公共広告機構）の啓発ＣＭが流れています。

朝から、フジテレビの「めざましテレビ」を見るともなくつけていたのですが、
半ば見るのが習慣化している時報前の“めざまし占い”のコーナーにさしかかったので、
慌ててテレビを注視したところ、
なんと本日の“めざまし占い”のコーナーは休止になっていました。

まぁこれはテレビ局としては当然の配慮かと・・・
そりゃそうです。
人の今日の幸、不幸を占ってみたところで、
あの東北地方で何千人、万人の単位で不幸な方が出ている事実の前では
そんなもんまったく空しすぎるといえます。
今回のように空前絶後の自然災害の前では、
そんな気休めのような、お遊びのような占いになんの効力がありましょうか・・・

今年は辛卯の年で揺れる年とか言ったものの、
そんな従前の予想も想像をはるかに超える天災の前ではそんな空言もまったく色を失います。

やはり、占い、特に僕の占いは、大きな人数の単位で占うものではなく、
一人一人を個別に占い、そして、その方を直接励まし、
力を与えるものだと改めて思い知った次第です。

それにしても、テレビで瓦礫の中から助け出された人や
孤立していた地域にいる親族と再会できて抱き合って喜ぶ人の姿を見るたびに、
涙がこみあげて来るのは僕だけなのでしょうか。

あの暗く寒く、そして、水や食料も満足に届かない避難場所で不安な面持ちで過ごしている人たち、
あの人たちをあったかいお風呂に入れてあげたいなと思うのは僕だけなのでしょうか。

どうしてああいう場所にテレビの取材陣が到達出来るのに、
救援の物資が届かないのかなと思ってしまいます。

そこで、テレビを見ながらいくつか思ったことですが・・・

・テレビ、ラジオががんがん取材するのはいいけど、現地に行く際に多少でも救援物資とかを
　積んで持っていくとか、そういう配慮は出来ないものか？！
・各テレビ局や新聞社が飛ばしている報道用のヘリコプターは各社持ち回りにして使用することとし、
　余ったヘリは孤立した被災地への物資移送用に回せないものなのか？！
・被災していない地域の自治体はもっと積極的に地元の住民からカンパや物資、食料の寄付を募り、
　即時、被災地に送ってあげるという義援行動が取れないものか？！
　（東芝とかパナソニックとか多額の義捐金を送ったようだし、ユニクロの社長は１０億円も供出したって
　いうのに・・・）
　
ちなみに僕は明日朝から郵便局に行く用事があるので、
日本赤十字社の義捐金の口座にわずかですが、
志を振り込みたいと思います。
あの石巻の赤十字病院の奮闘ぶりを見ていたら、もう胸がつまってしまったので・・・

それにしても、なにやら早くも今回の震災の義捐金を騙る
振り込め詐欺のサイトがたったそうですね。
許せん！皆さん、ご注意を！

あと思ったのですが、
６年前、例の姉歯・ヒューザーなどの耐震構造偽造事件が発覚していなかったら、
今ごろ東京や神奈川の多くのマンションはとんでもないことになっていましたね。



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あの恐怖の大地震から一夜明けて・・・

あの恐怖の震災から一夜明けて・・・

今日、僕が一番心配だったのは・・・果たして夜が明けるかということ！
まぁ、それは半分冗談としても、よくぞ生きて今日という日を迎えられました。

次に心配だったのは、渋谷のオフィスのこと。
その地震でオフィスがどうなったのか、
昨日はすべての電車が止まってしまい、オフィスまでの足が、自分のホンモノの足以外になく、
オフィスの現状をすぐに確認が出来なかったわけで・・・
ＰＣはデスクから落ちていないか、コピー機は倒れていないかといろいろ心配しました。

実は、中でも一番心配だったのが、
デスクの上に置いてある熱帯魚を飼っている球状のガラス鉢・・・これがどうなったかでした。
なにしろ倒れたり、デスクから滑り落ちたり、天井が落ちて来たりしたら、
たった一匹とはいえ、か弱い熱帯魚は死んでしまいます。
これがもう心配で、心配で・・・

さて、今朝オフィスにすっ飛んで来てみれば・・・ああ、無事でした！
あの揺れで、多少水はこぼれたものの、
ガラス鉢そのものは元あった場所に、しっかりと鎮座ましましておられました。
もちろん中の“さかなクン”も元気！よかったぁ～！

ところで、うちの“さかなクン”が無事だとわかったとたん、むしろ逆に心配になったのが、
この熱帯魚を買うための容器やエサなどの飼育セットを供給している会社のこと。
たしかその会社は仙台にあるんです。
ああ、あそこ大丈夫かなと思った次第。

しかしながら、こんな個人的なことに一喜一憂しているどころではありません。
なにしろ今回の震災の死者・行方不明者は１、５００人を超えるというじゃありませんか！
被災された方々に対しては、心からのお悔やみを申し上げます。

それにしてもねぇ。
僕は昨年末から来年は地震に注意してと声高に叫んできたし、
思えば、クジラやイルカが港や海岸に迷い込んだ時に、
すでに今回の大事の兆しという予感は十分に感じていたわけで、
僕もなにかこのブログに注意を促すようなコメントを書いておこうとは思ったのです。

実際僕は、このところ寝ていて頭にモノが落ちてこない場所に、
寝床をずらしてお寝たりしてましたもん。

ところが、それをみんなに告知するというか、
日ごろの怠慢からついついこのところブログの更新が滞り・・・
う～ん、まだまだ僕も努力が足りません。日々反省。



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東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）の後に・・・

皆さん、ご無事でしたか？

それにしてもものすごいというか、すさまじい地震でしたね。

しかも、あんなに長く大きく揺れた地震というのは、僕の今までの人生経験ではなかったですね。
（いや、みんなないはずですよね！）

あの最初の地震が発生した瞬間、僕は文化放送の８階の制作部の会議室にいました。
うわっ！という感じで、思わず窓際に行くと、ＪＲの線路をはさんだ向かい側の高層ビルが、
（大げさではなく）ゆっさゆっさとメトロノームのように揺れているではないですか！
あれがこっちに倒れてきたらどうするぅ～・・・てな感じです。すごい恐怖感！

路上に目を転ずると、ビルから飛び出して来た人、歩道を歩いていた人々が、
ある者はうずくまり、ある者たちは固まって恐怖に顔をひきつらせている・・・
それはまるでパニック映画のワンシーンそのものでした。

で、慌てて、僕は嫁さんのケータイにに安否確認の電話をしたのですが、
（皆さんもそうだと思いますが）これがもうすでにまったくつながらない・・・
瞬間、これはもう一刻も早く家に帰らなくちゃと思ったのです。

それでも、その後、スタジオでの収録があり、すべての作業が終了したのは午後５時。

本来ならば、渋谷のオフィスの様子も見たいので、渋谷に戻りたいところですが、
いかにせん電車、地下鉄などの交通機関が全面的にストップしているので身動きがとれません。

そこで、もう渋谷に行くことはあきらめ、最初の方針通り家まで歩いて帰ることにしました。

まず文化放送を出発し、大門の交差点を曲がって国道１５号線（第一京浜）を品川方面に・・・
イチコクはもう上下線とも駐車場状態でまったく動いておりません。

そして、コンビニの前などに設置されてある緑の公衆電話には長い列が・・・
ケータイはつながりにくくなっていますが、
固定電話ならばまだいくらかつながりやすいからです。

そこで、途中芝園橋のところで裏道に入り、
ひと通りの少ない裏道に公衆電話を見つけて自宅に電話！
と、「ああ、こっちは大丈夫！」の声。
なんや、じゃあ急いで帰ることもないか・・・と思ったのですが、
いったん歩き始めてしまったので、もう踵を返すことも出来ません。

そのまま歩いて田町を通過。
その間、イチコクは相変わらずまったく動いていないに等しい超ノロノロの数珠つなぎ状態です。
そんな車道の様子を横目で見ながら、ひたすら南へと向かう・・・

そして、泉岳寺の先を右折して、高輪を越えて、国道１号線（第二京浜）へ。
いやはやなんとも、ニコクの状態も、イチコクとまったく同じで、大渋滞中。

歩道、さらには歩度際の車道をも使って、大勢の人たちがただひたすら黙々と歩いていく・・・
すごい図です。
おそらくビルの上から見ていたら、すごい眺めだったと思います。

午後６時半に五反田に到着。
見上げる山手線のホームには人っ子一人いません。
都営地下鉄の出入り口には閉鎖中の札が、
そして、駅近くのホテルの入口には「満員になりました！」の札が・・・

でも、どうやらバスは動いているようで、バス停には鈴なりの人が・・・
あれだけの列に並んでいつ来るよもしれないバスに乗るとなると、いったいどのくらい待つことやら・・・

しかも、仮にバスに乗れても、道が渋滞していてほとんど動いていないので、
すし詰めのバスは単に鉄で出来た監獄でしかありません。

そこで、僕は、意を決してバスの列には見向きもせず、そのままニコクを歩く・・・
歩く、歩く、歩く、歩く・・・

こうして歩くこと３時間、僕はついに我が家・・・
の近くの居酒屋（店名）にたどり着きました。

あはは、結局、今日も呑んだんやん。



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北海道のＨ社長の還暦パーティーに想うこと！

僕の親しい仲間たちが日頃から懇意にしている
北海道の建設会社のＨ社長の還暦を祝うパーティーが、
昨日、浜松町の世界貿易センタービル内の東京會舘で行なわれました。

Ｈ社長は、北海道建設業組合の副会長を務めるいわゆる“ゼネコンのドン”の一人ですが、
もともとクラシック音楽に造詣が深く、
僕とＨ先生が今から２０数年前にさる演奏家を通じてＨ先生と知り合ったのがきっかけで、
僕らの仲間とも交流の輪が広まりました。

この２０数年間、僕らは毎年Ｈ社長が７月に地元で主催する音楽会を聴きに行ったり、
それ以外でもゴルフ、スキーなどとプライベートを通じて交遊を深めて来ました。
（そのおかげで、僕とＨ先生はＨ社長の地元の観光大使を拝命するほどです！）

そのＨ社長が、昨日満６０歳になったのです。
それで、僕やＨ先生が旗振り役になって、Ｈ社長の還暦パーティーを開いたという次第。

まぁ誕生日にわざわざＨ社長を北海道から東京に呼び寄せて誕生パーティーを開くというのも相当に強引ですが、
「おお、いいね、サンキュー！」と気軽にやって来るＨ社長もＨ社長だといえます（笑）

会場となった浜松町の東京會舘は、世界貿易センタービルの３９Ｆにあります。
ゆえに、ここの宴会場からの景色は抜群！
特に今回は、東京タワーの全景が望める西側のパールルームだったので、
東京タワーはもちろん、六本木ヒルズや新宿の副都心のナイトビューの美しさには、
もう全員うっとりという感じでした。

そして、今回、Ｈ社長には、キャプテン・サンタで特別に誂えた
６０のナンバーの刺繍されたスタジアム・ジャンパーをプレゼント。
プレゼンターは、そのキャプテン・サンタのジョイマーク・デザインの下山誼社長と
タレントの酒井ゆきえさんが務めてくれました。
その場でその特製のスタジャンを着てもらったら、これがよく似合うんだなぁ。

Ｈ社長も、「３回目の成人式を祝ってもらってありがとう！皆さんは本当の友達です！」
と連呼して大感激していました。

さらに、Ｈ先生が発起人代表として、乾杯の発声を行ない、
同じく僕は、中締めの挨拶と三本締めをさせていただきました。
その時に僕はこんなことを喋りました・・・

「皆さん、いわゆる干支といわれる組み合わせは６０種類あります。
ということは、その干支が毎年変わっていくと、６０年でちょうどひと回りし、
６０年目に生まれた年と同じ組み合わせの干支が回ってくる・・・これを還暦といいます。
そして、その年から、次の１２０年目の還暦を目指して新しい旅が始まるのです」と。

さらに・・・
「歳を重ねることを、歳を取るといいます。
この場合の“取る”とは、英語でいうとゲインする、ゲットするという意味ですが、
僕はこう考えます。この“取る”という言葉には、ゲット・アウトする、
つまり、取り去る、減らすという意味もあるのだということを・・・
だから、これからの人生は、６０から歳を増やしていくのではなく、
どうか１年ごとに歳を減らすつもりで、
いつまでも若く、元気に人生という旅を続けてもらいたい・・・」と。

皆さんも、こんなポジティブ・シンキングで生きてみたらどうでしょう。



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パワーの源はやっぱり夢！いくつになっても夢を持って頑張らなくちゃ！

３月に入りました！
ついこのあいだ正月の挨拶を交わしたばかりだというのに・・・早いもんですね。

あさって３月３日のひなまつりに「かめあり・リリオホール」で行なわれる、
テイチクレコードのあさみちゆきちゃんとクラウンレコードの竹川美子ちゃんの、
いわゆる、あさ☆みこのコラボによるコンサートの通しリハーサルで、
今日は昼から京王稲田堤駅近くの多摩川沿いにあるタマスタジオに行きました。

それにしても、京王線の電車から降り、京王稲田堤駅の北口を出てびっくり！
コンビニが一つあるだけで、あとは畑と民家がパラパラ・・・
なんとものどかな駅前です。

目的地のタマスタジオは多摩川の土手沿いに建っていましたが、
ここにたどりつくまでも、いかにももとは農道だったであろうというような、
クネクネと曲がった細い道を歩いて歩いて、迷って迷ってのちょっとした小旅行でした。
土蔵のある家もたくさん残っていましたよ！

夕方、鑑定の予約が入っていたので、タマスタジオを辞して、渋谷へＵターン。

予約を入れて来てくれたお客様は１９歳の東大の１年生の女の子。
４月からは２年生になる、まだあどけなさが残る、
凛とした涼しい目元の、いかにも聡明そうな女性です。
彼女の相談は、「最近何をするのも無気力状態で、将来に不安を感じている・・・」とのこと。

おそらく、昨年のこの時期に東大に現役合格するまでは、
大きな目標に向かって死に物狂いで頑張ってきたんでしょう。

ところが、その夢が実現してしまうと、
まるで張り詰めていた風船の空気がしぼんでしまったかのように、
この１年で気力が萎えてしまった・・・

彼女は今、まさしく寅卯の年運＋月運の天中殺の真っ只中。
一番心が揺れている時でもあります。

逆にいうと、昨年、天中殺突入の最中に、
目標である東大への現役合格を果たしたくらいですから、
もともと能力的には誰にも負けないくらいのものがあるのでしょう。
非常に優秀な子なんです。
だから、大丈夫！

この天中殺の間に、じっくり、ゆっくり、
自分が何をやりたいか、何になりたいのかを考え、
新たな夢や目標を設定することで、
おそらく気持ちのリセットが出来、また新たな気力が湧き上がってくるはずです。

１時間半ほど話をした後の、帰り際の彼女の笑顔がとても爽やか可愛かったです。

そんな折、生徒であるＩさんからメールがあり、
娘さんが第一志望の日比谷高校に合格出来たとのこと。
ここにも頑張って“成果”を出した人がいる・・・

なんだか僕自身もこのままじゃいけない頑張らなくちゃと思わされた１日でした。



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