青空世界

ようこそ「雲のサロン」へ。
創作物語、日々の面白い出来事や、私の考えなどなど。

救世主アポロ

2014年11月05日 | Weblog
     ねえ スティーブ(ジョブズ)、僕はウィンドウズはやらないよ。


     http://matome.naver.jp/odai/2133899393734957301 
     SF作家のレイ・ブラッドベリが亡くなった


頭を開放するためにレイ・ブラッドベリを開いた。

   
            十兆の光の中には

            神のしろしめすあまたの世界の

            さまざまな象形文字で書き記された十億の聖書がある。

            種々のアルファベットを使う者たちは

            言葉ともいえない言葉で

            ため息をつき、歯のあいだから息をもらし、驚嘆し、声を上げる。

            そのときキリストは、雷に紅く染まる大空から降臨したもうたのだ。

                       Christus Apolloより


青空世界のレイは、この、愚かな今の私達を、

どんな面持ちで眺めるだろうか・・・・・・・

それとも、新たな作品の構想に胸踊らせ、

相変わらず、紙に、使い慣れた彼のペンを、

              夢中で走らせているのだろうか・・・・・・・・


                 http://www.orthodoxjapan.jp/seika.html  正教会の聖歌

                 http://ytaka2011.blog105.fc2.com/    ヤスの備忘録2.0


新 生

2014年11月05日 | Weblog
進歩のない者は決して勝たない。

 負けて目覚めることが最上の道だ。

 日本は進歩ということを軽んじすぎた。

 私的な潔癖や徳義にこだわって、

 真の進歩を忘れていた。

 敗れて目覚める。

 それ以外に、どうして日本は救われるか。

 今、目覚めずしていつ救われるか。

 俺たちは、その先導になるのだ。

 日本の新生に先駆けて散る。

 まさに本望じゃないか


                吉田満著「戦艦大和ノ最期」から


これは映画や漫画の台詞ではけっしてない。

大和とともに、東シナ海の水底に沈んでいった、

この時代に確実に息をして実在した、

ひとりの若き将校の言葉なのだ。


平成の日本に、これほどの精神の完成の域に近い魂を持って、

これほど真剣に生きている人間の、

このような気高い言葉を、とっさの場面で語る者が

どれだけいるだろうか・・・・・・・

青空世界の彼らは、今の私達を、

どのような想いで見ているのだろうか・・・・・・・

いや、もうこの精神の崩壊に、呆れて、諦めてしまって、

見ることすら、やめてしまったのだろうか・・・・・・・


命の故郷

2014年11月05日 | Weblog
海は、命の故郷。 

その海を壊すのが自殺行為なのが、なぜ解からないのだろうか。

黒部にダムを作った時、犠牲者が出たのは、極めて自然なこと。

むしろ少な過ぎる程。

大自然の破壊者は、自殺行為をしている。

小笠原と伊豆諸島の海も同様。

破壊者が、自然を根こそぎ壊して、

そこに棲む、先祖代々海を守ってきた人々の糧の大元を破壊して、

宝物だけ強奪して、

無事に帰れるなんて、あまりにも不自然。

まあ、盗るだけの者には、

大自然へのお供え、栄養、漁礁になってもらうだけのこと・・・・・・・・

海賊はもう帰れるとは思わないこと。

当然、助けてもらえるとも思わないこと。

命の故郷に還るだけのこと。


この太平洋をさまよう漂流者になるぞ。

その覚悟無くして、船に乗る人間がいるのか・・・・・・・・(ジパングより)